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東洋学術出版社

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▼書籍のご案内-目次

現代語訳 黄帝内経霊枢 上・下巻

[ 古典 ]


現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻

前言  

監訳者まえがき   白杉 悦雄

凡例

黄帝素問霊枢経叙

九鍼十二原篇   第一  
本輸篇      第二  
小鍼解篇     第三  
邪気蔵府病形篇  第四  
根結篇      第五  
寿夭剛柔篇    第六  
官鍼篇      第七  
本神篇      第八  
終始篇      第九  
経脈篇      第十  
経別篇      第十一  
経水篇      第十二  
経筋篇      第十三  
骨度篇      第十四  
五十営篇     第十五  
営気篇      第十六  
脈度篇      第十七  
営衛生会篇    第十八  
四時気篇     第十九  
五邪篇      第二十  
寒熱病篇     第二十一  
癲狂篇      第二十二  
熱病篇      第二十三  
厥病篇      第二十四  
病本篇      第二十五  
雑病篇      第二十六  
周痺篇      第二十七  
口問篇      第二十八  
師伝篇      第二十九  
決気篇      第三十  
腸胃篇      第三十一  
平人絶穀篇    第三十二  
海論篇      第三十三  
五乱篇      第三十四  
脹論篇      第三十五  
五癃津液別篇 第三十六  
五閲五使篇    第三十七  
逆順肥痩篇    第三十八  
血絡論篇     第三十九  
陰陽清濁篇    第四十
 

現代語訳 黄帝内経霊枢 下巻

陰陽繋日月篇     第四十一 
病伝篇        第四十二
淫邪発夢篇      第四十三
順気一日分為四時篇  第四十四
外揣篇        第四十五
五変篇        第四十六
本蔵篇        第四十七
禁服篇        第四十八
五色篇        第四十九
論勇篇        第五十
背篇        第五十一
衛気篇        第五十二
論痛篇        第五十三
天年篇        第五十四
逆順篇        第五十五
五味篇        第五十六
水脹篇        第五十七
賊風篇        第五十八
衛気失常篇      第五十九
玉版篇        第六十
五禁篇        第六十一
動輸篇        第六十二
五味論篇       第六十三
陰陽二十五人篇    第六十四
五音五味篇      第六十五
百病始生篇      第六十六
行鍼篇        第六十七
上膈篇        第六十八
憂恚無言篇      第六十九
寒熱篇        第七十
邪客篇        第七十一
通天篇        第七十二
官能篇        第七十三
論疾診尺篇      第七十四
刺節真邪篇      第七十五
衛気行篇       第七十六
九宮八風篇      第七十七
九鍼論篇       第七十八
歳露論篇       第七十九
大惑論篇       第八十
癰疽篇        第八十一

針灸学[基礎篇]

[ 鍼灸 ]


改訂版のための序文 後藤修司

初版の序文 高 金 亮・後藤修司

本書を学ぶにあたって 劉公望・兵頭 明

凡例

第1章 緒論
  1 中医針灸学の沿革
   1.『黄帝内経』と『傷寒論』
   2.漢代以降の針灸学の成果
   3.針灸学の国際化
  2 中医針灸学基礎の内容
  3 中医針灸学基礎の学習方法 


第2章 中医学の基本的な特色
第1節 中医学の人体の見方 
  1 人と自然の統一性 
   1.季節や気候が人体におよぼす影響 
   2.昼夜・朝夕が人体におよぼす影響 
  2 有機的統一体としての人体
第2節 陰陽五行学説 
 (1)――――― 陰陽学説 
  1 陰陽学説の基本内容 
   1.陰陽の依存関係 
   2.陰陽の対立・制約関係 
   3.陰陽の消長・転化関係 
  2 中医学における陰陽学説の運用 
   1.組織構造の説明 
   2.生理機能の説明 
   3.病理変化の説明 
   4.診断への運用 
   5.治療への応用 
   6.薬物の性味と作用における陰陽
 (2)――――― 五行学説 
  1 五行学説の基本内容 
   1.事物の属性に対する五行分類 
   2.五行の相生,相克 
   3.五行の相乗・相侮 
  2 中医学における五行学説の運用 
   1.五臓系統の生理機能と相互関係 
   2.五臓の相互資生の関係 
   3.五臓の相互克制の関係 
   4.臓腑間の病理的影響についての説明 
   5.診断と治療への運用
第3節 運動する人体 
   1.臓腑生理の協調関係 
   2.昇降出入 
   3.治療原則の決定
第4節 独特の診断・治療システム[弁証論治] 
  1 弁証 
  2 論治


第3章 中医学の生理観
第1節 気血津液 
 (1)――――― 気 
  1 気の種類とその生成過程 
   1.元気 
   2.宗気 
   3.営気 
   4.衛気 
  2 気の作用 
   1.推動作用 
   2.温煦作用 
   3.防御作用 
   4.固摂作用 
   5.気化作用 
  3 気の運行 
 (2)――――― 血 
  1 血の生成 
  2 血の作用 
  3 血の循行 
 (3)――――― 津液 
  1 津液の生成・輸布および排泄 
  2 津液の作用 
  3 津液の分類 
 (4)――――― 気・血・津液の相互関係 
  1 気と血の関係 
   1.気は血を生ずる 
   2.気は血をめぐらせる 
   3.気は血を摂す 
   4.血は気の母 
   5.気は陽に属し,血は陰に属す 
  2 気と津液の関係 
   1.気旺生津,気随液脱 
   2.気能化水,水停気阻 
  3 津液と血の関係
第2節 臓象 
臓象学説             
  1 臓・腑・奇恒の腑のそれぞれの生理的特徴 
  2 臓象学説の形成 
  3 臓腑の統一体観 
  4 精神・情緒と五臓との関係 
  5 五臓を中心とする身体の生理機能の平衡と協調 
  6 臓象学説における臓腑の位置づけ 
五臓               
 (1)――――― 心 
  1 心の主な生理機能 
   1.血脈を主る 
   2.神志を主る 
  2 心と五行の照応関係 
   1.喜は心の志 
   2.汗は心の液 
   3.体は脈に合し,華は顔にある 
   4.舌に開竅する 
  ――――― 心包 
 (2)――――― 肺 
  1 肺の主な生理機能 
   1.気を主り,呼吸を主る 
   2.宣発と粛降を主る 
   3.通調水道の作用 
   4.百脈を朝め,治節を主る 
  2 肺と五行の照応関係 
   1.憂は肺の志 
   2.涕は肺の液 
   3.体は皮に合し,華は毛にある 
   4.鼻に開竅する 
 (3)――――― 脾 
  1 脾の主な生理機能 
   1.運化を主る 
   2.昇清を主る 
   3.統血を主る
  2 脾と五行の照応関係 
   1.思は脾の志 
   2.涎は脾の液 
   3.体は肌肉に合し四肢を主る 
   4.口に開竅,華は唇にある 
 (4)――――― 肝 
  1 肝の主な生理機能 
   1.疏泄を主る 
   2.蔵血を主る 
  2 肝と五行の照応関係 
   1.怒は肝の志 
   2.涙は肝の液 
   3.体は筋に合し,華は爪にある 
   4.目に開竅する 
 (5)――――― 腎 
  1 腎の主な生理機能 
   1.蔵精を主
     生長・発育・生殖を主る 
   2.水を主る 
   3.納気を主る 
  2 腎と五行の照応関係 
   1.恐は腎の志 
   2.唾は腎の液 
   3.体は骨に合し,骨を主り髄を生じ, 華は髪にある 
   4.耳および前後二陰に開竅する 
六腑               
 (1)――――― 胆 
   1.胆汁の貯蔵と排泄 
   2.決断を主る 
   3.奇恒の腑に属する 
 (2)――――― 胃 
   1.水穀の受納・腐熟を主る 
   2.胃は通降を主る,降をもって和とする 
 (3)――――― 小腸 
 (4)――――― 大腸
 (5)――――― 膀胱
 (6)――――― 三焦 
  1 三焦の主な生理機能 
   1.諸気を主宰し,全身の気機と気化作用を統轄する 
   2.水液運行の通路である 
  2 三焦の区分と各部の機能特性 
   1.上焦 
   2.中焦 
  3.下焦 
奇恒の腑             
 (1)――――― 脳 
   1.脳は精神思惟を主る 
 (2)――――― 女子胞  
   1.月経を主る 
   2.妊娠を主る 
臓腑間の関係           
 (1)――――― 臓と臓の関係 
  1 心と肝 
   1.心は血を主り,肝は血を蔵する 
   2.心は神志を主り,肝は疏泄を主る 
  2 心と脾 
    心は血を主り,脾は生血・統血を主る 
  3 心と肺  
    心は血を主り,肺は気を主る 
  4 心と腎 
   1.心は陽に属し,上焦にあり,その性質は火に属す。 腎は陰に属し,
     下焦に,その性質は水に属す。 
   2.心は血を主り,腎は精を蔵する 
  5 肝と肺 
    肺は粛降を主り,肝は昇発を主る 
  6 脾と肺 
    肺は気を主り,脾は気血生化の源である 
  7 肺と腎 
   1.気の方面について:肺は呼吸を主り,腎は納気を主る 
   2.水液方面について:肺は水の上源であり,腎は水を主る臓である 
   3.その他 
  8 脾と腎 
    脾は後天の本であり,腎は先天の本である 
  9 肝と脾 
    肝は血を蔵し,疏泄を主る。脾は統血・運化を主り,気血生化の
    源である 
  10 肝と腎 
    肝は血を蔵し,腎は精を蔵す 
 (2)――――― 臓と腑の関係 
  1 心と小腸 
  2 肺と大腸 
  3 脾と胃  
  4 肝と胆 
  5 腎と膀胱 
 (3)――――― 腑と腑の関係
第3節 経絡 
 (1)――――― 経絡の概念と経絡系統 
 (2)――――― 経絡の作用 
  1 気血の運行,陰陽の調和 
  2 外邪の侵入に対する防御作用 
  3 病邪の伝送,病状を反映 
  4 針灸の刺激を伝導,臓腑の虚実を調整 
 (3)――――― 経絡の臨床運用 
  1 経穴による診察 
  2 依経弁証 
  3 依経論治 
 (4)――――― 十二経脈 
  1 十二経脈の循行 
   1.手太陰肺経 
   2.手陽明大腸経 
   3.足陽明胃経 
   4.足太陰脾経 
   5.手少陰心経 
   6.手太陽小腸経 
   7.足太陽膀胱経 
   8.足少陰腎経 
   9.手厥陰心包経 
   10.手少陽三焦経 
   11.足少陽胆経 
   12.足厥陰肝経 
  2 十二経脈の走行および連接の規則性 
  3 十二経脈の流注順序 
  4 十二経脈の気血の量 
  5 十二経脈の標本,根結,気街 
   1.標本 
   2.根結 
   3.気街 
 (5)――――― 奇経八脈 
  1 奇経八脈の循行と作用 
   1.督脈 
   2.任脈 
   3.衝脈 
   4.帯脈 
   5.陰蹻脈,陽蹻脈 
   6.陰維脈,陽維脈 
  2 奇経八脈の総合作用 
   1.疏通,連絡作用 
   2.統率,コントロール作用 
   3.潅漑,調節作用 
 (6)――――― 十二経別 
  1 十二経別の循行・分布状況 
  2 十二経別の作用 
 (7) ――――― 十二経筋 
  1 十二経筋の循行・分布状況 
  2 十二経筋の作用 
 (8)――――― 十二皮部 
 (9)――――― 十五絡脈とその他の絡


第4章 中医学の病因病機
第1節 病因 
 (1)――――― 六淫 
   1.風 
   2.寒 
   3.暑 
   4.湿 
   5.燥 
   6.火(熱) 
 (2)――――― 七情 
   1.怒 ――― 気上る 
   2.喜 ――― 気緩む 
   3.悲(憂)――― 気消える
   4.恐 ――― 気下る 
   5.驚 ――― 気乱れる 
   6.思 ――― 気結す 
 (3)――――― 飲食と労逸 
   1.飲食失節 
   2.労逸 
 (4)――――― 外傷 
 (5)――――― 痰飲と瘀血 
   1.痰飲 
   2.瘀血
第2節 病機 
  1 邪正盛衰           
  2 陰陽失調           
   1.陰陽の偏盛によって生じる寒熱証 
   2.陰陽の偏衰によって生じる寒熱証 
   3.仮性寒熱証 
  3 気血津液の失調        
 (1)――――― 気病の病機 
  1 気の機能の減退 
   1.気虚 
   2.気陥 
  2 気の運行の失調 
   1.気滞 
   2.気逆 
   3.気閉と気脱 
 (2)――――― 血病の病機 
   1.血虚 
   2.血熱 
   3.血瘀 
 (3)――――― 津液の病機 
   1.津液の不足 
   2.津液の代謝障害 
  4 経絡病機           
  1 経絡気血の盛衰 
   1.経絡気血の偏盛 
   2.経絡気血の偏衰 
   3.経絡気血の衰竭 
  2 経絡気血の運行失調 
   1.経絡気血の運行障害 
   2.経絡気血の運行の逆乱 
  5 臓腑病機           
五臓の病機            
 (1)――――― 心病の病機 
  1 心陽,心気の失調 
   1.心陽衰弱 
   2.心火亢進 
  2 心陰,心血の失調 
   1.心陰虚損 
   2.心血不足 
   3.心血瘀滞 
 (2)――――― 肺病の病機 
  1 肺気の失調 
   1.肺失宣降 
   2.肺気虚損 
  2 肺陰の失調 
 (3)――――― 脾病の病機 
  1 脾陽,脾気の失調 
   1.脾気虚損 
   2.脾陽虚損 
   3.水湿中阻 
  2 脾陰の失調 
 (4)――――― 肝病の病機 
  1 肝陽,肝気の失調 
   1.肝気鬱結 
   2.肝火上炎 
  2 肝陰,肝血の失調 
   1.肝血虚 
   2.肝陰虚 
 (5)――――― 腎病の病機 
  1 腎の精気不足 
   1.腎精不足 
   2.腎気不固 
  2 腎の陰陽失調 
   1.腎陰虚 
   2.腎陽虚 
六腑の病機            
 (1)――――― 胆病の病機 
 (2)――――― 胃病の病機 
   1.胃気虚損 
   2.胃寒内盛 
   3.胃火上炎 
   4.胃陰不足 
   5.胃絡瘀滞と損傷 
 (3)――――― 小腸病の病機 
   1.小腸虚寒 
   2.小腸実熱 
 (4)――――― 大腸病の病機 
 (5)――――― 膀胱病の病機 
 (6)―――― 三焦病の病機 
内生の風・寒・湿・燥・火の病機   
  1 内風 
   1.肝陽化風 
   2.熱極生風 
   3.陰虚風動 
   4.血虚生風 
   5.血燥生風 
  2 内寒 
  3 内湿 
  4 内燥 
  5 内熱,内火 
   1.陽盛化火 
   2.邪鬱化火 
   3.五志化火 
   4.陰虚火


第5章 中医学の診察法[四診]
第1節 望診 
 (1)――――― 全身の状況 
  1 望神 
   1.得神 
   2.失神 
   3.仮神 
  2 顔色の望診 
   1.顔色の診断原理とその臨床意義 
   2.顔面部と臓腑の相関部位 
   3.常色と病色 
  3 形体の望診 
  4 姿勢,体位の望診 
 (2)――――― 局部の状況 
  1 頭と髪 
   1.頭 
   2.髪 
  2 目 
  3 耳 
  4 鼻 
 (3)――――― 排泄物 
 (4)――――― 小児の指紋 
  1 観察方法 
  2 観察内容 
   1.色つや 
   2.長短 
   3.浮沈 
 (5)――――― 舌 
  1 舌と臓腑との関係 
  2 舌診の臨床意義 
   1.正気盛衰の判断 
   2.病位の深さを見分ける 
   3.病邪の性質の区別 
   4.病勢の進退の判断 
  3 舌診の方法 
  4 舌診の所見 
   1.舌質 
   2.舌態 
   3.舌苔 
  5 舌質と舌苔の関係
第2節 聞診 
 (1)――――― 声調 
  1 病的な声調 
   1.発声 
   2.言動 
   3.呼吸 
 (2)――――― 気味
第3節 問診 
 (1)――――― 寒熱 
  1 悪寒・発熱 
  2 但寒不熱 
  3 但熱不寒 
   1.壮熱 
   2.潮熱 
   3.長期微熱 
  4 寒熱往来 
 (2)――――― 汗 
   1.表証の汗 
   2.自汗 
   3.盗汗 
   4.大汗 
   5.頭汗 
   6.半身の汗 
   7.手足の汗 
 (3)――――― 疼痛 
  1 疼痛の部位 
   1.頭痛 
   2.胸痛 
   3.脇痛 
   4.脘痛 
   5.腹痛 
   6.腰痛 
   7.四肢痛 
  2 疼痛の性質 
   1.脹痛 
   2.重痛 
   3.刺痛 
   4.絞痛 
   5.灼痛 
   6.冷痛 
   7.隠痛 
   8.掣痛 
 (4)――――― 睡眠 
   1.不眠 
   2.嗜睡 
 (5)――――― 飲食と味覚 
   1.口渇と飲水 
   2.食欲と食べる量 
   3.味覚 
 (6)――――― 二便 
  1 大便 
   1.便秘 
   2.溏泄 
  2 小便 
 (7)――――― 月経と帯下 
  1 月経 
   1.経期 
   2.経量 
   3.経色・経質 
   4.月経痛(痛経) 
  2 帯下 
 (8)――――― 小児への問診
第4節 切診 
 (1)――――― 脈診 
  1 部位 
  2 方法 
  3 正常な脈象 
  4 病脈と主病 
   1.各種の脈象と主病 
   2.類似脈の鑑別 
  5 相兼(複合)する脈象と主病 
  6 脈証の順逆と従捨 
 (2)――――― 按診 
  1 肌表を按じる 
  2 手足を按じる 
  3 脘腹を按じる 
   1.脘腹を按じる 
   2.腹部を按ずる 
  経絡診断法 
 (1)――――― 経絡現象診断 
  1 背部兪穴の異常現象による診断 
  2 胸腹部募穴の異常現象による診断 
  3 下合穴の異常現象による診断 
  4 耳穴の異常現象による診断 
  5 阿是穴の異常現象による診断 
  6 経絡循行上の異常現象による診断 
 (2)――――― 経絡経穴測定による診断 
  1 点圧による経穴測定診断 
   1.測定部位 
   2.操作方法 
   4.診断方法 
   5.臨床例:手掌の経穴の点圧測定診断法 
  2 点圧診断反応の病理的意義 
  3 臨床応用 
 (3)――――― 経絡触診 
  1 常用の触診法 
   1.兪募循摸法 
   2.郄穴の触診 
   3.その他 
  2 陽性反応 
   1.陽性反応物 
   2.経穴の形態変化 
   3.経穴の過敏度 
  3 触診の順序 
   1.背部第1行線 
   2.腰背部第2行線 
   3.背部第3行線 
   4.胸部と腹部 
   5.四肢の部分 
   6.兪穴とある特定穴について 
  4 治療穴を探るポイント 
  5 循摸選穴の範囲 
   1.陽性反応穴 
   2.各系病症の診断 
  6 診断方


第6章 中医学の診断法[弁証]
第1節 八綱弁証 
 (1)――――― 表裏 
  1 表証 
  2 裏証 
 (2)――――― 寒熱 
  1 寒証 
  2 熱証 
  3 寒熱と表裏との関係 
   1.表寒証 
   2.表熱証 
   3.裏寒証 
   4.裏熱証 
 (3)――――― 虚実 
  1 虚証 
  2 実証 
  3 虚実と表裏寒熱との関係 
   1.表虚証 
   2.表実証 
   3.裏虚証 
   4.裏実証 
   5.虚寒証 
   6.虚熱証 
   7.実寒証 
   8.実熱証 
 (4)――――― 陰陽 
  1 陰証 
  2 陽証 
  3 亡陰と亡陽
第2節 六淫弁証 
   1.風淫証候 
   2.寒淫証候 
   3.暑淫証候 
   4.湿淫証候 
   5.燥淫証候 
   6.火淫証候
第3節 気血弁証 
 (1)――――― 気病弁証 
   1.気虚証 
   2.気陥証 
   3.気滞証 
   4.気逆証 
 (2)――――― 血病弁証 
   1.血虚証 
   2.血瘀証 
   3.血熱証 
   4.血寒証 
 (3)――――― 気血同病弁証 
   1.気滞血瘀証 
   2.気虚血瘀証 
   3.気血両虚証 
   4.気不摂血証 
  衛気営血弁証 
   1.衛分証 
   2.気分証 
   3.営分証 
   4.血分証
第4節 臓腑弁証 
 (1)――――― 心・小腸病弁証 
   1.心気虚証 
   2.心陽虚証 
   3.心陽暴脱証 
   4.心血虚証 
   5.心陰虚証 
   6.心火亢盛証 
   7.心血瘀阻証 
   8.痰迷心竅証 
   9.痰火擾心証 
   10.小腸実熱証 
   11.小腸虚寒証 
 (2)――――― 肺・大腸病弁証 
   1.肺気虚証 
   2.肺陰虚証 
   3.風寒束肺証 
   4.痰湿阻肺証 
   5.風熱犯肺証 
   6.熱邪壅肺証 
   7.大腸湿熱証 
   8.大腸津虚証 
   9.腸虚滑泄証 
 (3)――――― 脾・胃病弁証 
   1.脾気虚証 
   2.脾陽虚証 
   3.中気下陥証 
   4.脾不統血証 
   5.寒湿困脾証 
   6.脾胃湿熱証 
   7.胃陰虚証 
   8.食滞胃脘証 
   9.胃寒証 
   10.胃熱証 
 (4)――――― 肝・胆病弁証 
   1.肝気鬱結証 
   2.肝火上炎証 
   3.肝陽上亢証 
   4.肝血虚証 
   5.肝陰虚証 
   6.肝風内動証 
   7.寒滞肝脈証 
   8.胆鬱痰擾証 
 (5)――――― 腎・膀胱病弁証 
   1.腎陽虚証 
   2.腎陰虚証 
   3.腎精不足証 
   4.腎気不固証 
   5.腎不納気証 
   6.膀胱湿熱証 
 (6)――――― 臓腑相関弁証 
   1.心腎不交証 
   2.心脾両虚証 
   3.心腎陽虚証 
   4.心肺気虚証 
   5.脾腎陽虚証 
   6.肝腎陰虚証 
   7.肺腎気虚証 
   8.肝脾不和証 
   9.肝胃不和証 
   10.肝火犯肺証 
第5節 経絡弁証  
 (1)――――― 十二経脈病証 
   1.手太陰肺経の病証 
   2.手陽明大腸経の病証 
   3.足陽明胃経の病証 
   4.足太陰脾経の病証 
   5.手少陰心経の病証 
   6.手太陽小腸経の病証 
   7.足太陽膀胱経の病証 
   8.足少陰腎経の病証 
   9.手厥陰心包絡経の病証 
   10.手少陽三焦経の病証 
   11.足少陽胆経の病証 
   12.足厥陰肝経の病証 
 (2)―――――― 奇経八脈病証 
   1.督脈の病証 
   2.任脈の病証 
   3.衝脈の病証 
   4.帯脈の病証 
   5.陽維脈,陰維脈の病証 
   6.陰蹻脈,陽蹻脈の病証 
  六経弁証 
   1.太陽経病証 
   2.陽明経病証 
   3.少陽経病証 
   4.太陰経病証 
   5.少陰経病証 
   6.厥陰経病


第7章 治則と治法
第1節 治則 
  1 治病求本 
  2 補虚瀉実 
  3 陰陽調整 
  4 随機制宜 
   1.因時制宜 
   2.因地制宜
第2節 治法 
  1 汗法 
  2 吐法 
  3 下法 
  4 和法 
  5 温法 
  6 清法 
  7 補法 
  8 消法 

針灸文献紹介 

索引 

針灸学[臨床篇]

[ 鍼灸 ]


序文

本書を学ぶにあたって

総論1:針灸治療の原理と原則
1.針灸の治療原理
 1 疏通経絡,調和気血(経絡の疏通,気血の調和)
 2 補虚瀉実,扶正去邪(虚を補い実を瀉す,正気を助け邪気を去る)
 3 陰陽の調整,偏向の矯正
2.針灸の治療原則
 1 補虚と瀉実
  [1]補虚
   【1】その本経を補う
   【2】表裏経を補う
   【3】虚すれば則ちその母を補う
  [2]瀉実
   【1】その本経を瀉す
   【2】表裏経を瀉す
   【3】実すれば則ちその子を瀉す
  [3]補瀉兼施
 2 清熱と温寒
  [1]清熱
   【1】表熱の清熱
   【2】裏熱の清熱
   【3】虚熱の清熱
  [2]温寒
   【1】温陽散寒
   【2】温陽補虚
  [3]寒熱挟雑,温清併用
   【1】上熱下寒
   【2】表寒裏熱
 3 標治と本治
  [1]急なれば則ち標を治す
  [2]緩なれば則ち本を治す
  [3]標本同治
 4 同病異治と異病同治
  [1]同病異治
  [2]異病同治

総論2:針灸処方学

1.選穴法
 1 近位選穴
 2 遠位選穴
 3 対側選穴
 4 随証選穴……臓腑経絡弁証選穴
2.臓腑経絡弁証選穴
①肺と大腸
 1 肺
  [病機]
  [臓証]
  [1]虚証
   【1】肺陰虚証
   【2】肺気虚証
  [2]実証
   【1】風寒束肺証
   【2】熱邪壅肺証
   【3】痰濁阻肺証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】熱邪による経脈阻滞,循経上擾
 2 大腸
  [病機]
  [腑証]
  [1]寒証
  [2]熱証
  [3]虚証
  [4]実証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】邪熱による経脈阻滞,循経上擾
②脾と胃
 1 脾
  [病機]
  [臓証]
   【1】脾虚証
   【2】脾実証
   【3】脾寒証
   【4】脾熱証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】脾経蘊熱,循経上擾
 2 胃
  [病機]
  [腑証]
   【1】胃虚証
   【2】胃実証
   【3】胃寒証
   【4】胃熱証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】胃経蘊熱,循経上擾
   【3】陽明経の邪熱熾盛による神明異常
③心と小腸
 1 心
  [病機]
  [臓証]
  [1]心虚証
   【1】心陽虚証
   【2】心陰虚証
  [2]心実証
   【1】心火上炎証
   【2】痰火蒙閉証
   【3】心血瘀阻証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】熱邪による経脈阻滞,循経上擾
 2 小腸
  [病機]
  [腑証]
   【1】寒証
   【2】熱証
   【3】小腸気痛(疝気)
   【4】小腸気結(腸結)
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】熱邪による経脈阻滞,循経上擾
④腎と膀胱
 1 腎
  [病機]
  [臓証]
  [1]陽虚証
   【1】腎陽虚証
   【2】腎不納気証
   【3】陽虚水泛証
  [2]陰虚証
   【1】腎陰虚証
   【2】陰虚陽浮証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】蘊熱による経脈阻滞,循経上擾
 2 膀胱
  [病機]
  [腑証]
   【1】虚寒証
   【2】実熱証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】蘊熱による経脈阻滞,循経上擾
⑤肝と胆
 1 肝
  [病機]
  [臓証]
   【1】肝気鬱結証
   【2】肝火上炎証
   【3】陰虚陽亢証
   4】肝風内動証
  [経脈証]
   【1】寒凝肝経証(疝痛)
 2 胆
  [病機]
  [腑証]
   【1】実証(胆火亢盛)
   【2】胆気虚弱証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】邪熱による経脈阻滞,循経上擾
⑥心包絡と三焦
 1 心包絡
  [病機]
 2 三焦
  [病機]
   【1】気化を主るに関して
   【2】水液代謝を主るに関して
   【3】心包絡と三焦の経脈病変
  [腑証]
  [1]虚証
  [2]実証
  [経脈証]
   【1】風寒湿による経脈阻滞
   【2】熱邪の循経上擾,七情抑鬱による経気阻滞
3.特定穴の応用
 1 五輸穴(五行穴)
 2 原穴
 3 背兪穴
 4 募穴
 5 絡穴
 6 郄穴
 7 合穴
 8 八会穴
 9 八脈交会穴
 10 交会穴
 11 四総穴,馬丹陽十二穴
4.配穴法
 1 身体部位にもとづく配穴法
   【1】同経配穴法
   【2】表裏配穴法
   【3】同名経配穴法
   【4】前後配穴法
   【5】上下配穴法
   【6】左右配穴法
   【7】遠近配穴法
   【8】内外(側)配穴法
 2 特定穴による配穴法
   【1】兪募配穴法
   【2】原絡配穴法
   【3】郄会配穴法
   【4】原募配穴法
   【5】募合配穴法


1.内科
1.発熱 
 1 外感発熱
   【1】風寒による発熱
   【2】風温による発熱
   【3】湿熱による発熱
   【4】寒湿による発熱
   【5】暑湿による発熱
 2 内傷発熱
   【1】陰虚による発熱
   【2】気虚による発熱
   【3】血虚による発熱
   【4】肝鬱化火による発熱
   【5】瘀血停滞による発熱
2.厥証 
 1 気厥
   【1】実証の気厥
   【2】虚証の気厥
 2 血厥
   【1】実証の血厥
   【2】虚証の血厥
 3 痰厥
 4 食厥
3.痙証 
 1 実証の痙証
   【1】風寒湿による痙証
   【2】裏熱による痙証
 2 虚証の痙証
4.脱証 
5.出血 
 1 衄血
   【1】熱邪による衄血
   【2】気虚による衄血
 2 咳血
   【1】熱邪による咳血
   【2】陰虚による咳血
 3 嘔血
   【1】火による嘔血
 4 血尿
   【1】心火による血尿
   【2】脾腎両虚による血尿
 5 血便
   【1】湿熱による血便
   【2】脾胃虚寒による血便
6.発疹 
   【1】風熱による発疹
   【2】風寒による発疹
   【3】飲食不節による発疹
   【4】接触による発疹
   【5】気血虚損による発疹
7.感冒 
   【1】風寒による感冒
   【2】風熱による感冒
   【3】暑湿による感冒
   【4】気虚による感冒
8.中暑 
   【1】軽症の中暑
   【2】重症の中暑
9.咳嗽 
 1 外感咳嗽
   【1】風寒による咳嗽
   【2】風熱による咳嗽
 2 内傷咳嗽
   【1】痰湿による咳嗽
   【2】肝火による咳嗽
10.汗証 
 1 自汗
   【1】営衛不和による自汗
   【2】肺気虚弱による自汗
 2 盗汗
   【1】心血不足による盗汗
   【2】陰虚火旺による盗汗
11.胸痺 
   【1】虚寒による胸痺
   【2】痰濁による胸痺
   【3】血 による胸痺
12.心悸 
   【1】気虚による心悸
   【2】血虚による心悸
   【3】痰火による心悸
   【4】血瘀による心悸
13.呃逆 
   【1】飲食不節による呃逆
   【2】肝鬱による呃逆
   【3】胃寒による呃逆
14.呑酸 
   【1】肝火内鬱による呑酸
   【2】脾胃虚寒による呑酸
15.嘔吐 
   【1】飲食停滞による嘔吐
   【2】肝気犯胃による嘔吐
   【3】脾胃虚弱による嘔吐
16.胃痛 
   【1】寒邪による胃痛
   【2】食積による胃痛
   【3】肝気犯胃による胃痛
   【4】脾胃虚寒による胃痛
   【5】胃陰不足による胃痛
17.腹痛 
   【1】寒邪による腹痛
   【2】脾陽虚による腹痛
   【3】飲食停滞による腹痛
18.泄瀉 
   【1】外邪による泄瀉
   【2】飲食不節による泄瀉
   【3】情志失調による泄瀉
   【4】脾胃虚弱による泄瀉
   【5】腎陽虚による泄瀉
19.痢疾 
   【1】湿熱痢
   【2】寒湿痢
   【3】疫毒痢
   【4】噤口痢
   【5】休息痢
20.便秘 
   【1】熱秘
   【2】気秘
   【3】虚秘
   【4】冷秘
21.脱肛 
   【1】虚証の脱肛
   【2】実証の脱肛
22.脇痛 
   【1】肝鬱による脇痛
   【2】湿熱による脇痛
   【3】血瘀による脇痛
   【4】肝陰不足による脇痛
23.黄疸 
   【1】陽黄
   【2】陰黄
24.鼓脹 
   【1】気鼓
   【2】水鼓
   【3】血鼓
25.水腫 
   【1】風邪による水腫
   【2】水湿による水腫
   【3】腎虚による水腫
26.消渇 
   【1】飲食不節による消渇
   【2】情志失調による消渇
   【3】陰虚による消渇
27.肥満 
   【1】脾胃亢盛による肥満
   【2】脾胃両虚,真元不足による肥満
28.消痩 
   【1】脾胃虚弱による消痩
   【2】陰虚火旺による消痩
29.上熱下寒(のぼせ,冷え)
  付.冷え症 
30.不眠 
   【1】心脾両虚による不眠
   【2】心腎不交による不眠
   【3】痰熱による不眠
   【4】肝火による不眠
31.嗜睡(傾眠) 
   【1】湿困脾陽による嗜睡
   【2】脾気虚による嗜睡
32.健忘 
   【1】心脾両虚による健忘
   【2】腎精不足による健忘
33.倦怠 
   【1】脾気虚による倦怠
   【2】痰湿による倦怠
   【3】元気不足による倦怠
   【4】形神不振による倦怠
34.癲狂 
 1 癲証
   【1】痰気鬱血による癲狂
   【2】心脾両虚による癲狂
 2 狂証
   【1】痰火上擾による狂証
   【2】火盛陰傷による狂証
35.鬱証 
 1 実証
   【1】肝気鬱結による鬱証
   【2】気鬱化火による鬱証
   【3】気滞痰鬱による鬱証
 2 虚証
   【1】心神失養による鬱証
   【2】心脾両虚による鬱証
   【3】陰虚火旺による鬱証
36.淋証 
   【1】湿熱蘊結による淋証
   【2】肝鬱気滞による淋証
   【3】脾腎両虚による淋証
37.遺精 
   【1】心腎不交による遺精
   【2】湿熱下注による遺精
   【3】腎虚不蔵による遺精
   【4】心脾労傷による遺精
38.陽萎 
   【1】命門火衰による陽萎
   【2】心脾両虚による陽萎
   【3】湿熱による陽萎
   【4】七情内傷による陽萎
39.疝気 
   【1】寒疝
   【2】熱疝
   【3】狐疝
40.頭痛 
 1 外感性頭痛
   【1】風寒による頭痛
   【2】風熱による頭痛
   【3】風湿による頭痛
 2 内傷性頭痛
   【1】肝陽の亢進による頭痛
   【2】痰濁による頭痛
   【3】血瘀による頭痛
   【4】気血両虚による頭痛
   【5】腎虚による頭痛
41.眩暈 
   【1】肝陽亢進による眩暈
   【2】痰濁による眩暈
   【3】気血両虚による眩暈
   【4】腎精不足による眩暈
42.中風 
   【1】正気不足による中風
   【2】飲食不節による中風
   【3】情志失調による中風
   【4】気虚邪中による中風
 1 中経絡
   【1】半身不随
   【2】口眼歪斜
 2 中臓腑
   【1】閉証
   【2】脱証
43.痺証 
 1 風寒湿による痺証
 2 風湿熱による痺証
   【1】行痺
   【2】痛痺
   【3】着痺
   【4】熱痺
44.痿証 
   【1】肺熱による痿証
   【2】湿熱による痿証
   【3】脾胃虚弱による痿証
   【4】肝腎陰虚による痿証
45.落枕 
46.肘痛 
   【1】風寒湿による肘痛
   【2】労損による肘痛
   【3】気滞血瘀による肘痛
47.腰痛 
   【1】寒湿による腰痛
   【2】腎虚による腰痛
   【3】血瘀による腰痛

2.婦人科
48.月経不調 
 経早 
   【1】実熱による経早
   【2】肝鬱化熱による経早
   【3】陰虚血熱による経早
   【4】気虚による経早
 経遅 
   【1】寒凝による経遅
   【2】陽虚による経遅
   【3】気鬱による経遅
   【4】血虚による経遅
 経乱 
   【1】肝鬱による経乱
   【2】腎虚による経乱
49.閉経
 1 血枯による閉経
   【1】血虚による閉経
   【2】心脾両虚による閉経
   【3】肝腎陰虚による閉経
 2 血滞による閉経
   【1】気滞血瘀による閉経
   【2】寒凝血滞による閉経
   【3】痰湿阻滞による閉経
50.崩漏 
 1 虚証
   【1】気虚による崩漏
   【2】陽虚による崩漏
   【3】陰虚による崩漏
 2 実証
   【1】血熱による崩漏
   【2】湿熱による崩漏
   【3】鬱熱による崩漏
   【4】血瘀による崩漏
51.痛経 
   【1】寒湿による痛経
   【2】肝鬱による痛経
   【3】肝腎虚損による痛経
52.帯下病 
   【1】脾虚による帯下
   【2】腎虚による帯下
   【3】湿毒による帯下
53.妊娠悪阻 
   【1】脾胃虚弱による妊娠悪阻
   【2】肝胃不和による妊娠悪阻
   【3】痰湿による妊娠悪阻
54.胎位不正 
   【1】気血両虚による胎位不正
   【2】気機鬱滞による胎位不正
   【3】血滞湿停による胎位不正
55.子癇 
   【1】肝風内動による子癇
   【2】風火痰熱による子癇
56.滞産 
   【1】気血両虚による滞産
   【2】気滞血瘀による滞産
57.胞衣不下 
   【1】気虚による胞衣不下
   【2】血瘀による胞衣不下
58.悪露不下 
   【1】気滞血瘀による悪露不下
   【2】寒凝血瘀による悪露不下
59.悪露不絶 
   【1】気虚による悪露不絶
   【2】血熱妄行による悪露不絶
   【3】胞脈瘀阻による悪露不絶
60.産後血暈 
   【1】血虚気脱による産後血暈
   【2】寒凝血瘀による産後血暈
61.産後腹痛 
   【1】血虚による産後腹痛
   【2】寒凝による産後腹痛
   【3】血瘀による産後腹痛
62.乳少 
   【1】気血両虚による乳少
   【2】肝鬱気滞による乳少
63.陰痒 
   【1】肝経湿熱による陰痒
   【2】肝腎陰虚による陰痒
64.不孕 
   【1】腎虚による不孕
   【2】血虚による不孕
   【3】胞寒による不孕
   【4】痰瘀互結による不孕

3.小児科
65.小児頓咳 
   【1】初咳期
   【2】痙咳期
   【3】回復期
66.小児泄瀉 
   【1】湿熱による泄瀉
   【2】風寒による泄瀉
   【3】傷食による泄瀉
   【4】脾虚による泄瀉
   【5】脾腎陽虚による泄瀉
67.疳積 
   【1】乳食過度,偏食
   【2】栄養不足
   【3】慢性疾患
68.小児驚風 
 急驚風
   【1】外感六淫による驚風
   【2】痰熱による驚風
   【3】驚恐による驚風
 慢驚風
   【1】脾虚肝旺による慢驚風
   【2】脾腎陽虚による慢驚風
   【3】肝腎陰虚による慢驚風
69.小児遺尿 
   【1】下元虚寒による遺尿
   【2】脾肺気虚による遺尿
   【3】肝経湿熱による遺尿
   【4】習慣性の遺尿
70.小児夜啼 
   【1】脾気虚寒による夜啼
   【2】驚恐による夜啼

4.眼科
71.目赤腫痛 
   【1】外感風熱による目赤腫痛
   【2】肝胆火盛による目赤腫痛
72.眼瞼下垂 
73.流涙 
74.目翳 
75.暴盲 
   【1】肝鬱化火による暴盲
   【2】気滞血瘀による暴盲
   【3】気血不足による暴盲
76.夜盲 
   【1】高風雀目
   【2】肝虚雀目

5.口腔・咽喉科
77.歯痛 
   【1】風火による歯痛
   【2】胃火による歯痛
   【3】虚火による歯痛
   【4】う歯による歯痛
78.口臭 
   【1】胃熱による口臭
   【2】食積による口臭
   【3】痰熱による口臭
79.口角流涎 
   【1】熱盛による流涎
   【2】脾虚による流涎
   【3】風邪による流涎
   【4】風痰による流涎
80.口瘡 
   【1】実証
   【2】虚証
81.咽喉腫痛 
   【1】風熱による咽喉腫痛
   【2】実熱による咽喉腫痛
   【3】虚熱による咽喉腫痛
82.梅核気 
   【1】気鬱痰結による梅核気
   【2】気鬱陰虚による梅核気
   【3】気血両虚による梅核気

6.耳鼻科
83.失音 
   【1】外邪による失音
   【2】情志による失音
   【3】声帯の疲労損傷による失音
   【4】肺燥津傷による失音
84.耳鳴り,耳聾 
   【1】肝火による耳鳴り,耳聾
   【2】痰火による耳鳴り,耳聾
   【3】腎精虚損による耳鳴り,耳聾
   【4】脾胃虚弱による耳鳴り,耳聾
85.耳痒 
   【1】風熱湿毒による耳痒
   【2】血虚風燥による耳痒
   【3】腎虚火旺による耳痒
86.聾唖 
   【1】先天性の聾唖
   【2】後天性の聾唖
87.鼻淵 
   【1】肺経鬱熱による鼻淵
   【2】肝胆火盛による鼻淵
   【3】肺気虚弱による鼻淵
   【4】脾虚湿盛による鼻淵

7.皮膚科・その他
88.酒サ鼻 
89.疔瘡 
90.丹毒 
91.禁煙 
92.肩こり 
   【1】風寒による肩こり
   【2】肝陽による肩こり
   【3】肝血不足による肩こり
   【4】寒飲による肩こり
   【5】気滞血瘀による肩こり

索引

付録(中医病証名と西医病名・症状名の対比表)

針灸学[経穴篇]

[ 鍼灸 ]


序にかえて 後藤 修司

本書を学ぶにあたって 兵頭 明

緒 論
 1.経絡・経穴の発見と発展
 2.経絡・経穴の分類と命名
  【1】十四経経穴
  【2】奇穴
  【3】阿是穴
 3.経絡定位の方法
  【1】頭部
  【2】頚項部
  【3】腰背部
  【4】胸腹部
  【5】上肢部
  【6】下肢部
 4.経穴定位の手順
  【1】体表解剖表示定位法
  【2】骨度定位法
  【3】指寸定位法
 5.経絡の主治法則
 6.経穴の主治法則
  【1】分経主治法則
  【2】分部主治法則

十四経経穴主治分部見取図

総 論
1.十二正経
  手の太陰肺経絡系統
   1 手の太陰肺経絡系統の循行分布
   2 手の太陰肺経絡系統の病候
  手の陽明大腸経絡系統
   1 手の陽明大腸経絡系統の循行分布
   2 手の陽明大腸経絡系統の病候
  足の陽明胃経絡系統
   1 足の陽明胃経絡系統の循行分布
   2 足の陽明胃経絡系統の病候
  足の太陰脾経絡系統
   1 足の太陰脾経絡系統の循行分布
   2 足の太陰脾経絡系統の病候
  手の少陰心経絡系統
   1 手の少陰心経絡系統の循行分布
   2 手の少陰心経絡系統の病候
  手の太陽小腸経絡系統
   1 手の太陽小腸経絡系統の循行分布
   2 手の太陽小腸経絡系統の病候
  足の太陽膀胱経絡系統
   1 足の太陽膀胱経絡系統の循行分布
   2 足の太陽膀胱経絡系統の病候
  足の少陰腎経絡系統
   1 足の少陰腎経絡系統の循行分布
   2 足の少陰腎経絡系統の病候
  手の厥陰心包経絡系統
   1 手の厥陰心包経絡系統の循行分布
   2 手の厥陰心包経絡系統の病候
  手の少陽三焦経絡系統
   1 手の少陽三焦経絡系統の循行分布
   2 手の少陽三焦経絡系統の病候
  足の少陽胆経絡系統
   1 足の少陽胆経絡系統の循行分布
   2 足の少陽胆経絡系統の病候
  足の厥陰肝経絡系統
   1 足の厥陰肝経絡系統の循行分布
   2 足の厥陰肝経絡系統の病候
2.奇経八脈
  督 脈
   1 督脈およびその別絡の循行分布
   2 督脈およびその大絡の病候
  任 脈
   1 任脈およびその別絡の循行分布
   2 任脈およびその大絡の病候
  衝 脈
   1 衝脈の循行
   2 衝脈の病候
  帯 脈
   1 帯脈の循行
   2 帯脈の病候
  陽維脈
   1 陽維脈の循行
   2 陽維脈の病候
  陰維脈
   1 陰維脈の循行
   2 陰維脈の病候
  陽蹻脈
   1 陽蹻脈の循行
   2 陽蹻脈の病候
  陰蹻脈
   1 陰蹻脈の循行
   2 陰蹻脈の病候

各 論

手の太陰肺経
  中 府(ちゅうふ)
  雲 門(うんもん)
  天 府(てんぷ)
  俠 白(きょうはく)
  尺 沢(しゃくたく)
  孔 最(こうさい)
  列 缺(れっけつ)
  経 渠(けいきょ)
  太 淵(たいえん)
  魚 際(ぎょさい)
  少 商(しょうしょう)

手の陽明大腸経
  商 陽(しょうよう)
  二 間(じかん)
  三 間(さんかん)
  合 谷(ごうこく)
  陽 谿(ようけい)
  偏 歴(へんれき)
  温 溜(おんる)
  下 廉(げれん)
  上 廉(じょうれん)
  手三里(てさんり)
  曲 池(きょくち)
  肘 髎(ちゅうりょう)
  手五里(てごり)
  臂 臑(ひじゅ)
  肩 髃(けんぐう)
  巨 骨(ここつ)
  天 鼎(てんてい)
  扶 突(ふとつ)
  禾 髎(かりょう)
  迎 香(げいこう)

足の陽明胃経
  承 泣(しょうきゅう)
  四 白(しはく)
  巨 髎(こりょう)
  地 倉(ちそう)
  大 迎(だいげい)
  頰 車(きょうしゃ)
  下 関(げかん)
  頭 維(ずい)
  人 迎(じんげい)
  水 突(すいとつ)
  気 舎(きしゃ)
  缺 盆(けつぼん)
  気 戸(きこ)
  庫 房(こぼう)
  屋 翳(おくえい)
  膺 窓(ようそう)
  乳 中(にゅうちゅう)
  乳 根(にゅうこん)
  不 容(ふよう)
  承 満(しょうまん)
  梁 門(りょうもん)
  関 門(かんもん)
  太 乙(たいいつ)
  滑肉門(かつにくもん)
  天 枢(てんすう)
  外 陵(がいりょう)
  大 巨(だいこ)
  水 道(すいどう)
  帰 来(きらい)
  気 衝(きしょう)
  髀 関(ひかん)
  伏 兎(ふくと)
  陰 市(いんし)
  梁 丘(りょうきゅう)
  犢 鼻(とくび)
  足三里(あしさんり)
  上巨虚(じょうこきょ)
  条 口(じょうこう)
  下巨虚(げこきょ)
  豊 隆(ほうりゅう)
  解 谿(かいけい)
  衝 陽(しょうよう)
  陥 谷(かんこく)
  内 庭(ないてい)
  厲 兌(れいだ)

足の太陰脾経
  隠 白(いんぱく)
  大 都(だいと)
  太 白(たいはく)
  公 孫(こうそん)
  商 丘(しょうきゅう)
  三陰交(さんいんこう)
  漏 谷(ろうこく)
  地 機(ちき)
  陰陵泉(いんりょうせん)
  血 海(けっかい)
  箕 門(きもん)
  衝 門(しょうもん)
  府 舎(ふしゃ)
  腹 結(ふくけつ)
  大 横(だいおう)
  腹 哀(ふくあい)
  食 竇(しょくとく)
  天 谿(てんけい)
  胸 郷(きょうきょう)
  周 栄(しゅうえい)
  大 包(だいほう)

手の少陰心経
  極 泉(きょくせん)
  青 霊(せいれい)
  少 海(しょうかい)
  霊 道(れいどう)
  通 里(つうり)
  陰 郄(いんげき)
  神 門(しんもん)
  少 府(しょうふ)
  少 衝(しょうしょう)

手の太陽小腸経
  少 沢(しょうたく)
  前 谷(ぜんこく)
  後 谿(こうけい)
  腕 骨(わんこつ)
  陽 谷(ようこく)
  養 老(ようろう)
  支 正(しせい)
  小 海(しょうかい)
  肩 貞(けんてい)
  臑 兪(じゅゆ)
  天 宗(てんそう)
  秉 風(へいふう)
  曲 垣(きょくえん)
  肩外兪(けんがいゆ)
  肩中兪(けんちゅうゆ)
  天 窓(てんそう)
  天 容(てんよう)
  顴 髎(けんりょう)
  聴 宮(ちょうきゅう)

足の太陽膀胱経
  睛 明(せいめい)
  攅 竹(さんちく)
  眉 衝(びしょう)
  曲 差(きょくさ)
  五 処(ごしょ)
  承 光(しょうこう)
  通 天(つうてん)
  絡 却(らっきゃく)
  玉 枕(ぎょくちん)
  天 柱(てんちゅう)
  大 杼(だいじょ)
  風 門(ふうもん)
  肺 兪(はいゆ)
  厥陰兪(けついんゆ)
  心 兪(しんゆ)
  督 兪(とくゆ)
  膈 兪(かくゆ)
  肝 兪(かんゆ)
  胆 兪(たんゆ)
  脾 兪(ひゆ)
  胃 兪(いゆ)
  三焦兪(さんしょうゆ)
  腎 兪(じんゆ)
  気海兪(きかいゆ)
  大腸兪(だいちょうゆ)
  関元兪(かんげんゆ)
  小腸兪(しょうちょうゆ)
  膀胱兪(ぼうこうゆ)
  中膂兪(ちゅうりょゆ)
  白環兪(はくかんゆ)
  上 髎(じょうりょう)
  次 髎(じりょう)
  中 髎(ちゅうりょう)
  下 髎(げりょう)
  会 陽(えよう)
  承 扶(しょうふ)
  殷 門(いんもん)
  浮 郄(ふげき)
  委 陽(いよう)
  委 中(いちゅう)
  附 分(ふぶん)
  魄 戸(はくこ)
  膏 肓(こうこう)
  神 堂(しんどう)
  イ 譆(いき)
  膈 関(かくかん)
  魂 門(こんもん)
  陽 綱(ようこう)
  意 舎(いしゃ)
  胃 倉(いそう)
  肓 門(こうもん)
  志 室(ししつ)
  胞 肓(ほうこう)
  秩 辺(ちっぺん)
  合 陽(ごうよう)
  承 筋(しょうきん)
  承 山(しょうざん)
  飛 陽(ひよう)
  跗 陽(ふよう)
  崑 崙(こんろん)
  僕 参(ぼくしん)
  申 脈(しんみゃく)
  金 門(きんもん)
  京 骨(けいこつ)
  束 骨(そくこつ)
  足通谷(あしつうこつ)
  至 陰(しいん)

足の少陰腎経
  湧 泉(ゆうせん)
  然 谷(ねんこく)
  太 谿(たいけい)
  大 鐘(だいしょう)
  水 泉(すいせん)
  照 海(しょうかい)
  復 溜(ふくりゅう)
  交 信(こうしん)
  築 賓(ちくひん)
  陰 谷(いんこく)
  横 骨(おうこつ)
  大 赫(だいかく)
  気 穴(きけつ)
  四 満(しまん)
  中 注(ちゅうちゅう)
  肓 兪(こうゆ)
  商 曲(しょうきょく)
  石 関(せきかん)
  陰 都(いんと)
  腹通谷(はらつうこく)
  幽 門(ゆうもん)
  歩 廊(ほろう)
  神 封(しんぽう)
  霊 墟(れいきょ)
  神 蔵(しんぞう)
  彧 中(いくちゅう)
  兪 府(ゆふ)

手の厥陰心包経
  天 池(てんち)
  天 泉(てんせん)
  曲 沢(きょくたく)
  郄 門(げきもん)
  間 使(かんし)
  内 関(ないかん)
  大 陵(だいりょう)
  労 宮(ろうきゅう)
  中 衝(ちゅうしょう)

手の少陽三焦経
  関 衝(かんしょう)
  液 門(えきもん)
  中 渚(ちゅうしょ)
  陽 池(ようち)
  外 関(がいかん)
  支 溝(しこう)
  会 宗(えそう)
  三陽絡(さんようらく)
  四 瀆(しとく)
  天 井(てんせい)
  清冷淵(せいれいえん)
  消 濼(しょうれき)
  臑 会(じゅえ)
  肩 髎(けんりょう)
  天 髎(てんりょう)
  天 牖(てんゆう)
  翳 風(えいふう)
  瘈 脈(けいみゃく)
  顱 息(ろそく)
  角 孫(かくそん)
  耳 門(じもん)
  和 髎(わりょう)
  絲竹空(しちくくう)

足の少陽胆経
  瞳子髎(どうしりょう)
  聴 会(ちょうえ)
  上 関(客主人)(じょうかん)
  頷 厭(がんえん)
  懸 顱(けんろ)
  懸 釐(けんり)
  曲 鬢(きょくびん)
  率 谷(そっこく)
  天 衝(てんしょう)
  浮 白(ふはく)
  頭竅陰(あたまきょういん)
  完 骨(かんこつ)
  本 神(ほんじん)
  陽 白(ようはく)
  頭臨泣(あたまりんきゅう)
  目 窓(もくそう)
  正 営(しょうえい)
  承 霊(しょうれい)
  脳 空(のうくう)
  風 池(ふうち)
  肩 井(けんせい)
  淵 腋(えんえき)
  輒 筋(ちょうきん)
  日 月(じつげつ)
  京 門(けいもん)
  帯 脈(たいみゃく)
  五 枢(ごすう)
  維 道(いどう)
  居 髎(きょりょう)
  環 跳(かんちょう)
  風 市(ふうし)
  中 瀆(ちゅうとく)
  膝陽関(足陽関)(ひざようかん)
  陽陵泉(ようりょうせん)
  陽 交(ようこう)
  外 丘(がいきゅう)
  光 明(こうめい)
  陽 輔(ようほ)
  懸 鐘(けんしょう)
  丘 墟(きゅうきょ)
  足臨泣(あしりんきゅう)
  地五会(ちごえ)
  俠 谿(きょうけい)
  足竅陰(あしきょういん)

足の厥陰肝経
  大 敦(だいとん)
  行 間(こうかん)
  太 衝(たいしょう)
  中 封(ちゅうほう)
  蠡 溝(れいこう)
  中 都(ちゅうと)
  膝 関(しつかん)
  曲 泉(きょくせん)
  陰 包(いんぽう)
  足五里(あしごり)
  陰 廉(いんれん)
  急 脈(きゅうみゃく)
  章 門(しょうもん)
  期 門(きもん)

督 脈
  長 強(ちょうきょう)
  腰 兪(ようゆ)
  腰陽関(こしようかん)
  命 門(めいもん)
  懸 枢(けんすう)
  脊 中(せきちゅう)
  中 枢(ちゅうすう)
  筋 縮(きんしゅく)
  至 陽(しよう)
  霊 台(れいだい)
  神 道(しんどう)
  身 柱(しんちゅう)
  陶 道(とうどう)
  大 椎(だいつい)
  瘂 門(あもん)
  風 府(ふうふ)
  脳 戸(のうこ)
  強 間(きょうかん)
  後 頂(ごちょう)
  百 会(ひゃくえ)
  前 頂(ぜんちょう)
  顖 会(しんえ)
  上 星(じょうせい)
  神 庭(しんてい)
  素 髎(そりょう)
  水 溝(すいこう)
  兌 端(だたん)
  齦 交(ぎんこう)

任 脈
  会 陰(えいん)
  曲 骨(きょくこつ)
  中 極(ちゅうきょく)
  関 元(かんげん)
  石 門(せきもん)
  気 海(きかい)
  陰 交(いんこう)
  神 闕(しんけつ)
  水 分(すいぶん)
  下 脘(げかん)
  建 里(けんり)
  中 脘(ちゅうかん)
  上 脘(じょうかん)
  巨 闕(こけつ)
  鳩 尾(きゅうび)
  中 庭(ちゅうてい)
  膻 中(だんちゅう)
  玉 堂(ぎょくどう)
  紫 宮(しきゅう)
  華 蓋(かがい)
  璇 璣(せんき)
  天 突(てんとつ)
  廉 泉(れんせん)
  承 漿(しょうしょう)

経外奇穴
  四神聡(ししんそう)
  当 陽(とうよう)
  印 堂(いんどう)
  魚 腰(ぎょよう)
  太 陽(たいよう)
  耳 尖(じせん)
  球 後(きゅうご)
  上迎香(じょうげいこう)
  内迎香(ないげいこう)
  聚 泉(じゅせん)
  海 泉(かいせん)
  金津・玉液(きんしん・ぎょくえき)
  翳 明(えいめい)
  頚百労(けいひゃくろう)
  子 宮(しきゅう)
  定 喘(ていぜん)
  夾 脊(きょうせき)
  胃脘下兪(いかんげゆ)
  痞 根(ひこん)
  下極兪(げきょくゆ)
  腰 宜(ようぎ)
  腰 眼(ようがん)
  十七椎下(じゅうしちついか)
  腰 奇(ようき)
  肘 尖(ちゅうせん)
  二 白(にはく)
  中 泉(ちゅうせん)
  中 魁(ちゅうかい)
  大骨空(だいこっくう)
  小骨空(しょうこっくう)
  腰痛点(ようつうてん)
  外労宮(がいろうきゅう)
  八 邪(はちじゃ)
  四 縫(しほう)
  十 宣(じゅっせん)
  髖 骨(かんこつ)
  鶴 頂(かくちょう)
  百虫窩(ひゃくちゅうか)
  内膝眼・膝眼(ないしつがん・しつがん)
  胆 嚢(たんのう)
  闌 尾(らんび)
  内踝尖(ないかせん)
  外踝尖(がいかせん)
  八 風(はちふう)
  独 陰(どくいん)
  気 端(きたん)

[付録]
  1経穴主治一覧表
  2日中経穴部位対照表

[索引]
  用語・症状索引
  経穴索引

針灸学[手技篇]

[ 鍼灸 ]


序文

自序

第1章 針法

第1節 古代九針
 1 毫針の規格
 2 針の選び方

第2節 内経刺法
 1 異なる深さの刺法
  1.刺皮(皮膚に刺す)
   (1)毛刺
   (2)半刺
   (3)直針刺
  2.刺脈(経.絡脈に刺す)
   (1)経刺
   (2)絡刺
   (3)賛刺
   (4)豹文刺
  3.刺肉(肌肉に刺す)
   (1)浮刺
   (2)分刺
   (3)合谷刺
  4.刺筋(筋に刺す)
   (1)関刺
   (2)恢刺
  5.刺骨(骨に刺す)
   (1)短刺
   (2)輸刺
 2 取穴原則による刺法
  1.五兪穴と背兪穴
   輸刺
  2.局部取穴
   以痛為輸(痛を以て輸となす)
  3.遠隔取穴
   遠道刺
  4.前後配穴
   偶刺
  5.左右配穴
   (1)陰刺
   (2)巨刺,繆刺
 3 その他の刺法
  1.多針
   (1)斉刺
   (2)揚刺
   (3)傍針刺
   (4)報刺
  2.燔針
   焠刺
  3.排膿
   大瀉刺
  4.輸刺

第3節 針治療の作用および注意事項
 1 針の作用
  1.扶正補虚
  2.去邪瀉実
  3.調和陰陽
  4.疏通経絡
  5.清熱解毒
  6.鎮痙止痛
  7.消堅散結
 2 針治療時の注意事頃
  1.体位
  2.刺入角度
   (1)直刺
   (2)斜刺
   (3)横刺(沿皮刺
  3.刺針の深さ
   (1)年齢
   (2)肥痩
   (3)感受性
   (4)病位
  4.取穴の順序
  5.消毒
  6.その他の心得

第4節 針の禁忌および異常現象の処理法
 1 禁忌
 2 刺針による異常現象と処理法
  1.滞針
  2.湾針
  3.折針
  4.暈針
  5.出血と血腫

第5節 その他の針および治療法
 1 三稜針
  1.点刺による方法(点刺放血法・遠刺放血法)
  2.結紮を用いた方法(結紮放血法)
  3.局所をつまんで刺す方法(捏起放血法)
 2 挑治療法
  1.痔の挑治
  2.頸部リンパ結核の挑治
  3.頚部リンパ結核の截根治療
  4.羊毛疔の挑治(上腹部の激痛,胃痛,乾嘔に用いる)
 3 火針
   (1)未液化リンパ節結節
   (2)液化リンパ節結核
   (3)液化後の空洞
   (4)潰瘍
 4 皮下埋針
 5 叢針
  1.叢針揚刺法
  2.囲刺法
  3.皮膚叩打法
   (1)共通の叩打部位
   (2)重点的な叩打部位
 6 抜罐・捏脊
  1.抜罐
   (1)火罐
   (2)推罐
   (3)水罐
   (4)適応症
   (5)注意事項
  2.捏脊
   (1)方法
   (2)適応症

第6節 新しい治療法および針麻酔
 1 穴位注射
  1.小量の薬剤を注入する方法
   (1)用具と薬物
   (2)穴位の選択
   (3)操作方法
   (4)治療過程
   (5)適応症と選穴
   (6)注意事項
  2.水針
   (1)用具と薬物
   (2)方法
   (3)適応症
   (4)注意事項
 2 結紮去(強刺激結紮法)
   (1)用具
   (2)方法
   (3)適応症
   (4)注意事項
 3 穴位埋線
   (1)用具
   (2)操作方法
   (3)適応症
   (4)注意事項
 4 耳針
  1.耳殻表面の解剖名称
  2.耳針穴位
  3.耳針操作
   (1)針
   (2)耳穴
   (3)穴位のさがし方
   (4)刺針
   (5)置針
  4.耳針配穴
  5.耳針の注意事項
 5 針刺麻酔
  1.針刺麻酔の適応範囲
  2.術前の準備
  3.取穴
   (1)体針麻酔取穴法
   (2)耳針麻酔取穴法
  4.操作と刺激方法
   (1)刺激方法
   (2)操作方法
  5.補助投薬
  6.針麻酔の処方例
   (1)抜歯手術
   (2)白内障水晶体摘除術
   (3)胃切除術
   (4)下腹部手術


第2章 手技

第1節 練針法
 1 関節練習法
  1.肩関節の練習
  2.肘闇節の練習
  3.腕関節の練習
 2 手の練習法
  1.左手の練習
  2.右手の練習

第2節 揣穴(定穴)法
 1 指切法
 2 按圧法
 3 分撥法
 4 旋転法
 5 滾揺法
 6 昇降法
 7 滾揺昇降法
 8 舒張押手法

第3節 刺入法
 1 指切速刺法
 2 緩慢捻進法
 3 刺入捻進法
 4 針管打入法
 5 指切圧入法
 6 圧針緩進法

第4節 行針候気法
 1 候気法・催気法
  1.捜法
  2.弾弩・敲震
  3.循按
  4.移位
 2 行気法
  1.堤挿
  2.搓捻(撚)
  3.撥刮(摩)
  4.盤揺
  5.関閉
  6.飛法
 3 守気法
  1.推弩
  2.提拉
  3.搬墊
 4 置針と抜針
  1.置針
  2.抜針

第5節 補瀉手技
 1 迎随補瀉去
 2 呼吸補瀉法
 3 徐疾補瀉去
  1.進退補瀉
  2.提挿補瀉
 4 捻転補瀉法
  1.指飛補瀉
  2.九六補瀉
 5 栄衛補瀉法
 6 開合補瀉法
 7 虚実補瀉

第6節 複合補瀉法
 1 焼山火(補法)
 2 透天涼(瀉法)
 3 陽中隠陰(先補後瀉法)
 4 陰中隠陽(先瀉後補法)
 5 蒼亀探穴法(平補平瀉法・行気法)
 6 赤鳳迎源法(平補平瀉法・行気法)
 7 進火補法
 8 進水瀉法
 9 青龍擺尾(別名・蒼龍擺尾 補法・温散法)
 10 赤鳳揺頭(別名・白虎揺頭 瀉法)
 11 熱補法
 12 涼瀉法


第3章 家伝針法

 1 二龍戯朱法
 2 喜鵲登梅法
 3 白蛇吐信法
 4 怪蠎翻身法
 5 鼠爪刺法
 6 金鶏啄米法
 7 老驢拉磨法
 8 金鈎釣魚法 第4章 灸法

第1節 灸の材料

第2節 艾灸の常用方法
 1 艾シュ灸法
  1.直接灸法
   (1)無痕灸
   (2)有痕灸
  2.間接灸法
   (1)隔姜灸・隔蒜灸
   (2)隔塩灸
   (3)艾条灸法
  1.温和灸
  2.雀啄灸
  3.熨熱灸
  4.回旋灸
  5.温針灸
  6.温灸器
  7.灸箱灸
  8.クルミ殻メガネ灸
  9.雷火神針

第3節 施灸の作用と注意事項
 1 旋灸の作用
  1.温散寒邪
  2.温通経絡
  3.益気養血
  4.回陽固脱
  5.予防保健
 2 旋灸の注意事項
  1.体位の選択
  2.施灸の壮数と時間
  3.施灸の部位
  4.患者指導
  5.禁灸
  6.火傷と火災に対する注

臨床経穴学

[ 鍼灸 ]


前言

凡例

第1章 総論
第1節 経絡と経穴
 1.経絡の連絡・絡属と経穴との関係
 2.経絡の転輸と経穴ごとの関係
 3.経絡の伝導と経穴との関係
 4.経絡の平衡調節と経穴との関係
第2節 経穴効能の検討と応用
 1.経穴の効能を検討する目的
 2.経穴の効能を研究する基礎と条件
 3.経穴の効能の臨床応用
第3節 経穴の主治範囲の一般法則
 1.十二経の経穴
 2.任督二派と背部,腹部の経穴
 3.所在区(区域性)の経穴
 4.特定穴

第2章 手太陰肺経
概 論
 1.中 府
 2.尺 沢
 3.列 欠
 4.太 淵
 5.少 商

第3章 手陽明大腸経
概 論
 1.合 谷
 2.曲 池
 3.肩 髃
 4.迎 香

第4章 足陽明胃経
概 論
 1.承 泣
 2.頰 車
 3.下 関
 4.梁 門
 5.天 枢
 6.帰 来
 7.足三里
 8.上巨虚
 9.豊 隆
 10.解 谿
 11.内 庭

第5章 足太陰脾経
概 論
 1.太 白
 2.公 孫
 3.三陰交
 4.陰陵泉
 5.血 海

第6章 手少陰心経
概 論
 1.通 里
 2.神 門

第7章 手太陽小腸経
概 論
 1.少 沢
 2.後 谿

第8章 足太陽膀胱経
榔 論
 1.睛 明
 2.攅 竹
 3.大 杼
 4.風 門
 5.肺 兪
 6.心 兪
 7.膈 兪
 8.肝 兪
 9.脾 兪
 10.胃 兪
 11.腎 兪
 12.大腸兪
 13.次 髎
 14.委 巾
 15.承 山
 16.崑 崙

第9章 足少陰腎経
概 論
 1.湧 泉
 2.太 谿
 3.復

第10章 手厥陰心包経
概 論
 1.曲 沢
 2.間 使
 3.内 関
 4.大 陵

第11章 手少陽三焦経
概 論
 1.中 渚
 2.外 関
 3.支 溝
 4.翳 風

第12章 足少陽胆経
概 論
 1.聴 会
 2.風 池
 3.環 跳
 4.風 市
 5.陽陵泉
 6.懸 鐘
 7.丘 墟

第13章 足厥陰肝経
概 論
 1.行 間
 2.太 衝
 3.章 門
 4.期 門

第14章 任 脈
概 論
 1.巾 極
 2.関 元
 3.気 海
 4.神 闕
 5.下 脘
 6.中 脘
 7.上 脘
 8.膻 中
 9.天 突
 10.廉 泉

第15章 督 脈
概 論
 1.長 強
 2.命 門
 3.大 椎
 4.瘂 門
 5.百 会
 6.人 中

第16章 経外奇穴
概 論
 1.手十二井穴
 2.膝 眼
 3.太 陽

湯液処方と針灸処方の対照表

病名索引

湯液処方索引

訳者あとがき

中医鍼灸臨床発揮

[ 鍼灸 ]


【総 論】

1.弁証論治は中国伝統医学の精髄である
2.鍼灸臨証治要
3.証候群は弁証論治の根拠となるものである
4.鍼灸の処方構成,選穴について
5.医案

【各 論】

第1章 内科
1.頭 痛
2.目 眩
3.咳 嗽
4.哮 証
5.不 眠
6.虚 労
7.胃 痛
8.腹 痛(付:寒疝型腹痛)
9.鼓 脹(付:黒熱病)
10.鬱 証(付:失語)
11.厥 証
12.泄 瀉
13.痢 疾
14.小便失禁
15.癃 閉 
16.陽 痿
17.遺精,滑精
18.中 風
19.顔面マヒ
20.腰 痛
21.痺 証
22.痿 証
23.坐骨神経痛

第2章 婦人科・小児科
1.帯 下
2.陰 痒
3.痛 経
4.乳汁不足
5.小児マヒ
6.小児遺尿
7.小児泄瀉
3.日本脳炎

第3章 五官・外科
1.眼瞼下垂
2.軟口蓋麻痺
3.耳鳴り,難聴
4.舌 喑 〔言語障害〕
5.喉 喑〔失声症〕
6.喉 痺(付:急喉風)
7.癮 疹

第4章 その他
1.誤治検討症例
2.その他の症例
  内科疾患
  婦人科,小児科,五官科疾患
  奇病,診断確定が難しい疾患
3.肢体疼痛症の症例
4.外傷性疾患の症例

針灸経穴辞典

[ 鍼灸 ]


訳者まえがき

凡例

第1章 経穴学概論

第1節 経穴の概念と形成過程
 1.経穴の概念
 2.経穴の形成過程

第2節 経穴の主治作用と定位法
 1.経穴の主治作用
 2.経穴の定位法
 (1)体表の解剖上の目印による定位法
 (2)分寸定位法

第3節 十四経経穴の主治の異同
 手三陰経/手三陽経
 足三陽経/足三陰経/督・任脈
 十四経の体表循環分布図
 十四経穴主治分布図

第4節 要穴の概念と意義
 1.五輪穴(五行穴)
 2.十二原穴
 3.十五絡穴
 4.八会穴
 5.八脈交会穴
 6.十六郄穴
 7.下合穴
 8.兪募穴
 9.交会穴

第5節 経脈と経穴の命名
 1.経脈の命名
 2.経穴の命名

第2章 十四経穴

第1節 手太陰肺経
  I 経 脈
 II 経 穴
   中 府 L1/雲 門 L2/天 府 L3/侠 白 L4/尺 沢 L5/
   孔 最 L6/列 缺 L7/経 渠 L8/太 淵 L9/魚 際 L10/
   少 商 L11

第2節 手少陰心経
  I 経 脈
 II 経 穴
   極 泉 H1/青 霊 H2/少 海 H3/霊 道 H4/通 里 H5/
   陰 郄 H6/神 門 H7/少 府 H8/少 衝 H9

第3節 手厥陰心包経
  I 経 脈
 II 経 穴
   天 池 P1/天 泉 P2/曲 沢 P3/郄 門 P4/間 使 P5/
   内 関 P6/大 陵 P7/労 宮 P8/中 衝 P9

第4節 手陽明大腸経
  I 経 脈
 II 経 穴
   南 陽 LI1/二 間 LI2/三 間 LI3/合 谷 LI4/陽 谿 LI5/
   偏 歴 LI6/温 溜 LI7/下 廉 LI8/上 廉 LI9/
   手三里 LI10/曲 池 LI11/肘 髎 LI12/手五里 LI13/
   臂 臑 LI14/肩 髃 LI15/巨 骨 LI16/天 鼎 LI17/
   扶 突 LI18/禾 髎 LI19/迎 香 LI20

第5節 手太陽小腸経
  I 経 脈
 II 経 穴
   少 沢 SI1/前 谷 SI2/後 谿 SI3/腕 骨 SI4/陽 谷 SI5/
   養 老 SI6/支 正 SI7/小 海 SI8/肩 貞 SI9/臑 兪 SIl0/
   天 宗 SI11/乗 風 SI12/曲 垣 SI13/肩外兪 SI14/
   肩中兪 SI15/天 窓 SI16/天 容 Sl17/顴 髎 SI18/
   聴 宮 SI19

第6節 手少陽三焦経
  I 経 脈
 II 経 穴
   関 衝 SJ1/液 門 SJ2/中 渚 SJ3/陽 池 SJ4/
   外 関 SJ5/支 溝 SJ6/会 宗 SJ7/三陽絡 SJ8/
   四 瀆 SJ9/天 井 SJ10/清冷淵 SJ11/消 濼 SJ12/
   臑 会 SJ13/肩 髎 SJ14/天 髎 SJ15/天 牖 SJ16/
   翳 風 SJ17/瘈 脈 SJ18/顱 息 SJ19/角 孫 SJ20/
   耳 門 SJ21/和 髎 SJ22/糸竹空 SJ23

第7節 足陽明胃経
  I 経 脈
 II 経 穴
   承 泣 S1/四 白 S2/巨 髎 S3/地 倉 S4/大 迎 S5/
   頬 車 S6/下 関 S7/頭 維 S8/人 迎 S9/水 突 S10/
   気 舎 S11/缺 盆 S12/気 戸 S13/庫 房 S14/
   屋 翳 S15/膺 窓 S16/乳 中 S17/乳 根 S18/
   不 容 S19/承 満 S20/梁 門 S21/関 門 S22/
   太 乙 S23/滑肉門 S24/天 枢 S25/外 陵 S26/
   大 巨 S27/水 道 S28/帰 来 S29/気 衝 S30/
   髀 関 S31/伏 兎 S32/陰 市 S33/梁 丘 S34/
   犢 鼻 S35/足三里 S36/上巨虚 S37/条 口 S38/
   下巨虚 S39/豊 隆 S40/解 谿 S41/衝 陽 S42/
   陥 谷 S43/内 庭 S44/厲 兌 S45

第8節 足太陽膀胱経
  I 経 脈
 II 経 穴
   睛 明 B1/攅 竹 B2/眉 衝 B3/曲 差 B4/五 処 B5/
   承 光 B6/通 天 B7/絡 却 B8/玉 枕 B9/天 柱 B10/
   大 杼 B11/風 門 B12/肺 兪 Bl3/厥陰兪 B14/
   心 兪 B15/督 兪 B16/膈 兪 B17/肝 兪 B18/
   胆 兪 B19/脾 兪 B20/胃 兪 B21/三焦兪 B22/
   腎 兪 B23/気海兪 B24/大腸兪 B25/関元兪 B26/
   小腸兪 B27/膀胱兪 B28/中膂兪 B29/白環兪 B30/
   上 髎 B31/次 髎 B32/中 髎 B33 下 髎 B34/
   会 陽 B35/承 扶 B36/殷 門 B37/浮 郄 B38/
   委 陽 B39/委 中 B40/附 分 B41/魄 戸 B42/
   膏 肓 B43/神 堂 B44/イ 譆 B45/膈 関 B46/
   魂 門 B47/陽 綱 B48/意 舎 B49/胃 倉 B50/
   肓 門 B51/志 室 B52/胞 肓 B53/秩 辺 B54/
   合 陽 B55/承 筋 B56/承 山 B57/飛 陽 B58/
   跗 陽 B59/崑 崙 B60/僕 参 B61/申 脈 B62/
   金 門 B63/京 骨 B64/束 骨 B65/足通谷 B66/
   至 陰 B67

第9節 足少陽胆経
  I 経 脈
 II 経 穴
   瞳子髎/聴 会 G2/上 関 G3/頷 厭 G4/懸 顱 G5/
   懸 釐 G6/曲 鬢 G7/率 谷 G8/天 衝 G9/浮 白 G10/
   頭竅陰 G11/完 骨 G12/本 神 G13/陽 白 G14/
   頭臨泣 G15/目 窓 G16/正 宮 G17/承 霊 G18/
   脳 空 G19/風 池 G20/肩 井 G21/淵 液 G22/
   輒 筋 G23/日 月 G24/京 門 G25/帯 脈 G26/
   五 枢 G27/維 道 G28/居 髎 G29/環 跳 G30/
   風 市 G31/中 涜 G32/足陽関 G33/陽陵泉 G34/
   陽 交 G35/外 丘 G36/光 明 G37/陽 輔 G38/
   懸 鐘 G39/丘 墟 G40/足臨泣 G41/地五会 G42/
   俠 谿 G43/足竅陰 G44

第10節 足太陰脾経
  I 経 脈
 II 経 穴
   隠 白 SP1/大 都 SP2/太 白 SP3/公 孫 SP4/
   商 丘 SP5/三陰交 SP6/漏 谷 SP7/地 機 SP8/
   陰陵泉 SP9/血 海 SP10/箕 門 SP11/衝 門 SP12/
   府 舎 SP13/腹 結 SP14/大 横 SP15/腹 哀 SP16/
   食 竇 SP17/天 谿 SP18/胸 郷 SP19/周 栄 SP20/
   大 包 SP21

第11節 足少陰腎経
  I 経 脈
 II 経 穴
   湧 泉 K1/然 谷 K2/太 谿 K3/大 鍾 K4/水 泉 K5/
   照 海 K6/復 溜 KT/交 信 K8/築 賓 K9/陰 谷 K10/
   横 骨 K11/大 赫 K12/気 穴 K13/四 満 K14/
   中 注 K15/肓 命 K16/商 曲 K17/石 関 K18/
   陰 都 K19/腹通谷 K20/幽 門 K21/歩 廊 K22/
   神 封 K23/霊 墟 K24/神 蔵 K25/彧 中 K26/兪 府 K27

第12節 足厥陰肝経
  I 経 脈
 II 経 穴
   大 敦 Liv1/行 間 Liv2/太 衝 Liv3/中 封 Liv4/
   蠡 溝 Liv5/中 都 Liv6/膝 関 Liv7/曲 泉 Liv8/
   陰 包 Liv9/足五里 Liv10/陰 廉 Liv11/急 脈 Liv12/
   章 門 Liv13/期 門 Liv14

第13節 督  脈
  I 経 脈
 II 経 穴
   長 強 DM1/腰 兪 DM2/腰陽関 DM3/命 門 DM4/
   懸 枢 DM5/脊 中 DM6/中 枢 DM7/筋 縮 DM8/
   至 陽 DM9/霊 台 DM10/神 道 DM11/身 柱 DM12/
   陶 道 DM13/大 椎 DM14/ア 門 DM15/風 府 DM16/
   脳 戸 DM17/強 間 DM18/後 頂 DM1g/百 会 DM20/
   前 頂 DM21/顖 会 DM22/上 星 DM23/神 庭 DM24/
   素 髎 DM25/水 溝 DM26/兌 端 DM27/齦 交 DM28

第14節 任  脈
  I 経 脈
 II 経 穴
   会 陰 RM1/曲 骨 RM2/中 極 RM3/関 元 RM4/
   石 門 RM5/気 海 RM6/陰 交 RM7/神 闕 RM8/
   水 分 RM9/下 脘 RM10/建 里 RM11/中 脘 RM12/
   上 脘 RM13/巨 闕 RM14/鳩 尾 RM15/中 庭 RM16/
   膻 中 RM17/玉 堂 RM18/紫 宮 RM19/華 蓋 RM20/
   璇 璣 RM21/天 突 RM22/廉 泉 RM23/承 漿 RM24

第3章 経外奇穴

第1節 上肢部
   十 宣 EX-UE9/四 縫 EX-UE8/二 白 EX-UE2/
   八 邪 EX-UE7/外労宮/寸 平/中 泉 EX-UE3/五 虎/
   手逆注/止 紅/肩 前 EX-UElO-13/治 痒

第2節 下肢部
   鶴 頂 EX-LE1/脳 清/胆嚢穴 EX-LE9/闌尾穴 EX-LE8/
   膝 眼 EX-LE2/陵 後/八 風 EX-LE3/新大郄/
   百虫窩 EX-LE12/肝 炎

第3節 頭頸部
   四神聡 EX-HN1/印 堂 EX-HN2/太 陽 EX-HN4/
   球 後 EX-HN11/魚 腰 EX-HN3/内迎香 EX-HN5/
   上迎香 EX-HN12/牽 正 EX-HN18/侠承漿 EX-HN14/
   金津・玉液 EX-HN6-7/頬 裏 EX-HN15/上廉泉/新廉泉/
   頸 骨 EX-HN21/落 頸/風 岩/全 知/安 眠 EX-HN17/
   翳 明 EX-HN16

第4節 胸腹部
   胃 上 EX-CA2/提 托 EX-CA5/気 門/子 宮 EX-CA1

第5節 項背腰仙部
   百 労 EX-HN19/血圧点/定 喘 EX-B6/
   崇 骨 EX-HN20/無名穴/巨闕兪/八椎下/接 骨/
   痞 根 EX-B2/膵 兪/腰 奇 EX-B5/腰 骶/下極兪/
   血 愁/腰 眼 EX-B3/夾 脊 EX-B1

附1 穴位作用の分類表
附2 配穴分類表
附3 十四経穴身体各部主治表

参考文献

訳注

穴名索引

針灸手技学

[ 鍼灸 ]


王序

黄序

邱序

I 部 基本手技

第1節 刺針手技概論
 1 刺針手技の定義・範囲・臨床的意義
  1.刺針手技の定義
  2.刺針手技の範囲
  3.刺針手技の臨床的意義
 2 刺針手技の総則としての陰陽の調和
 3 経脈の通調は刺針手技の根本
 4 刺針感応と刺針手技との関係
  1.得気の追求が刺針手技の基本
  2.得気の種類と相応する手技
   (1)患者が自覚する得気
   (2)得気の種類
   (3)術者が察知する得気
    ・だるさ(酸)・しびれ感(麻)・はれぼったさ(脹)・触電感・さざ波状の
     針感・痛感・冷感,熱感
  3.針感の獲得,維持,識別
   (1)候気法
   (2)催気法
   (3)守気法
   (4)弁気法
  4.針感の伝導
   (1)行気法と針感の伝導
   (2)針感伝導といくつかの問題
   (3)接気通経法
 5 弁証と刺針手技との関係
  1.八綱弁証と手技
  2.臓腑経絡弁証と手技
  3.因人制宜(個体差)と手技
 6 分層操作と手技の手順

第2節 刺針操作の一般的プロセス
 1 持針法(針の持ち方)
  1.針体の固定
  2.調神走息
 2 刺入法
  1.速刺法
  2.捻進法
 3 針向法(針の方向)
  1.通経導気
  2.透穴調気
  3.催気・守気
 4 深浅法(刺入の探さ)
 5 留針法
  1.留針による候気
  2.留針による調気
  3.留針による逐邪扶正
  4.留針による補瀉の援助
 6 抜針法
  1.快速抜針法
  2.緩慢抜針法
 7 透六法
 8 治神法
  1.刺針前の調神
  2.刺針後の守神
 9 刺針手技の練習
  1.指力訓練法
   (1)提插練習法
   (2)捻転練習法
   (3)搗顫練習法
  2.掌力練習法
  3.気力練習法
  4.術者の健康維持
   (1)養気法
   (2)調神法
   (3)固精法
  焦勉斎の「運掌練気法」

第3節 刺針の基本手技
 1 提挿法
  1.単成提挿法
  2.提挿と捻転を結合する方法
  3.提挿と呼呼を結合する方法
 2 捻転法
 3 導気法

第4節 刺針手技の補助動作
 1 揣法
 2 切法
 3 爪法
 4 循法
 5 摂法
 6 捫法
 7 按法
 8 搓法
 9 飛法
 10 弾法
 11 刮法
 12 弩法
 13 盤法
 14 抽添去
 15 動法
 16 揺法
 17 擺法
 18 搗法
 19 顫法
 20 倒法
 21 敲法

第5節 単式補瀉手技
 1 捻転補瀉法
 2 提挿補瀉法
 3 迎随補瀉法
 4 徐疾補瀉去
 5 呼吸補瀉法
 6 開闔補瀉法
 7 九六補瀉去
 8 営衛補瀉法
 9 大補大瀉法
 10 平補平瀉法

第6節 複式補瀉手技
 1 焼山火法
 2 透天涼法
 3 進火補法と進水瀉法
 4 陽中隠陰法と陰中隠陰法
 5 青龍擺尾法
 6 白虎揺頭法
 7 蒼亀探穴法
 8 赤鳳迎源法
 9 龍虎交戦法
 10 龍虎昇降法
 11 子午搗臼法
 12 進気法と運気法
 13 納気法
 14 提気法
 15 留気法

第7節 九刺・十二刺・五刺
 1 九刺
  1.輸刺法
  2.遠道刺法
  3.経刺法
  4.絡刺法
  5.分刺法
  6.大瀉刺法
  7.毛刺法
  8.巨刺法・繆刺法
  9.サイ刺法
 2 十二刺
  1.偶刺法
  2.報刺法
  3.恢刺法
  4.斉刺法
  5.揚刺法
  6.直針刺法
  7.輸刺法
  8.短刺法
  9.浮刺法
  10.陰刺法
  11.傍針刺法
  12.贊刺
 3 五刺
  1.半刺法
  2.豹文刺法
  3.関刺法
  4.合谷刺
  5.輸刺法

II 部 名医たちの刺針手技

【1】 承淡安の刺針手技
  1.刺針後の手技
  2.一般的に行われている新針法
  3.抜針時の手技
  4.得気と補瀉

【2】 陸痩燕の刺針手技
  1.手技を3つに分ける
  2.作用を3つに分ける
  3.目的を2つに分ける
  4.5種類の行気法を考察する
  5.「焼山火」と「透天涼」の研究
  6.刺激の強弱は単に「薬剤量」として捉える
  7.留針の補瀉は手技により決まる

【3】 任作田の刺針手技
  1.八法神針
  2.経験十法

【4】 焦勉斎の刺針手技
  1.呼吸補瀉法
  2.焼山火・透天涼の操作方法
   (1)焼山火の操作方法
   (2)透天涼の操作方法
   (3)解説

【5】 鄭毓琳の熱補涼瀉の刺針八法
  1.熱補涼瀉手技
   (1)熱補手技
   (2)涼瀉手技
  2.刺針八法
   (1)二竜戯珠
   (2)喜鵲登梅
   (3)老驢拉磨
   (4)金鉤釣魚
   (5)白蛇吐信
   (6)怪蠎翻身
   (7)金鶏啄米
   (8)鼠爪刺法

【6】 管正斉の初級および高級補瀉手技
  1.初級補瀉手技
   (1)補法
   (2)瀉法
  2.高級補瀉手技
   (1)焼山火
   (2)透天涼

【7】 陳応竜の子午補瀉と提挿補瀉法
  1.子午補瀉
   (1)補瀉の基数
   (2)補は雀啄を,瀉は揺針を補なう
   (3)捻針方法
   (4)捻針の方向
  2.提挿補瀉
   (1)提挿の補法
   (2)提挿の瀉法

【8】 王楽亭の十二透刺法
  1.透刺法の作用と特長
  2.十二透穴方
   (1)十二透穴方の形成と組成
   (2)十二透穴方の臨未応用
   (3)透すべきは充分透し,法に従う

【9】 鄭魁山の刺針手技
  1.刺針前の準備
  2.刺入法
  3.得気法
  4.補瀉手技
   (1)熱補法
   (2)涼瀉法
  5.守気法

【10】 司徒鈴の刺針補瀉法
  1.補法の操作
  2.瀉法の操作
  3.平補平瀉法の操作

【11】 彭静山の練針三法
  1.練臂運掌法
  2.水面練針法
  3.竜鳳持針法と無痛刺入法

【12】 黄羨明の守神運針法

【13】 楊甲三の毫針片手刺入法
  1.空圧式
   (1)持針法
   (2)刺入法
   (3)操作のポイント
  2.角度圧式
   (1)持針法
   (2)刺入法
   (3)操作のポイント
  3.捻圧式
   (1)持針法
   (2)刺入法
   (3)操作のポイント
  4.連続圧式
   (1)持針法
   (2)刺入法
   (3)操作のポイント

【14】 師懐堂の刺針手技
  1.捻針法
  2.提挿法
  3.補瀉手技
   (1)補法
   (2)瀉法
   (3)平補平瀉法
  4.滞針手技

【15】 郭效宗の刺針手技
  1.有効点
  2.得気効能
  3.三通
  4.神経型の分類
  5.手技
   (1)補法
   (2)瀉法
   (3)平刺法
  6.治療時期
  7.留針法

【16】 石学敏の刺針手技
  1.捻転補瀉の手技量学的研究
   (1)理論研究
   (2)臨床的な検査研究
    ・椎骨・脳底動脈への供血不足に対する治療・胆石症の治療
    ・虚血性心疾患の治療
  2.提挿補瀉が主の醒脳開竅法

【17】 馮潤身の透刺法
  1.透刺の方向による分類
   (1)単向透刺法
   (2)多向透刺法
   (3)往復透刺法
   (4)囲針透刺法
  2.透刺の角度による分類
   (1)沿皮透刺法
   (2)垂直透刺法
   (3)斜向透刺法
  3.透刺する経脈による分類
   (1)沿一の経脈への透刺
   (2)重なる経脈への透刺
  4.透刺の例
   ・地倉透頬革・ダン中透巨闕・天枢透肓兪・天井透臂臑・養老透通里

【18】 陳克彦の徐疾手技
  1.徐疾補瀉手技の具体的操作方法
  2.徐疾補瀉手技の臨床応用
   (1)抗癌剤の副作用を治療する
   (2)外科手術後の吸収熱を治療する
   (3)頭皮針と組み合わせて高血圧を治療する

【19】 高玉椿の抜針手技
  1.一般的な抜針法
  2.虚証での抜針法
  3.実証での抜針法
  4.昇提抜針法
  5.下降抜針法
  6.特殊按針法

【20】 劉天健の運気行針法
  1.運気行針手技の理論
  2.練気の方法
  3.運気行針法を応用するときの注意事項
  4.運気行針の手技

【21】 方吉慶のフェニックスの翔き補瀉法
  1.刺針手技の基本操作
   (1)刺入は1に取穴の正確さ,2に素速さ,3に無痛
   (2)快速振顫動作

【22】 張信の滞針術
  1.滞針術
  2.螺旋弧度刮針法
  3.臨床的意義
  4.臨床応用
   ・脱肛・偏頭痛・中風
  5.操作のポイント

【23】 孫明一の呼吸法で経気を激発させる方法
  1.呼吸法の具休的操作方法
   (1)呼吸法
   (2)催針気法
   (3)補法
   (4)瀉法
   (5)説明
  2.呼吸法の臨床体得

【24】 姜揖君の五刺法
  1.「半刺」は皮気を取り,肺に応じる
  2.「豹紋刺」は経路の血を取り,心に応じる
  3.「合谷刺」は肌痺を取り,脾に応じる
  4.「関刺」は筋痺を取り,肝に応じる。慎んで血を出すなかれ
  5.「輸刺」は骨痺を取り,腎に応じる

III 部 手技に関する研究と手技の発展略史

第1節 現代の刺針に手技に関する研究
 1 実験研究
  1.体温におよほす影響
  2.血管運動におよほす影響
  3.血液成分や尿中ホルモンにおよほす影響
  4.補瀉手技とサーモグラム
  5.補瀉手技の皮膚電位におよほす影響
  6.刺針補瀉の環状ヌクレオチド乃び内分泌におよぼす影響
 2 臨床研究
  1.消化器系
  2.心血管系
  3.呼吸器系
  4.泌尿器系
  5.生殖器系
  6.内分泌系
  7.免疫系
  8.自律神経系
 3 刺針手技と循経感伝
  1.循経感伝の誘発
  2.循経感伝の制御
  3.循経感伝の阻止

第2節 手技の発展略史
 1 刺針手技の起源
  1.伏羲の九針とその手技
  2.針具と手技は同時に発生し,発展を共にした
 2 刺針手技の形成
  1.『黄帝内経』は刺針手技の基礎を築いた
  2.『難経』は刺針手技の形成を促進した
  3.春秋戦国から三国時代までの名医と針灸手技
 3 刺針手技の発展
  1.刺針手技の初期の発展段階
  2.刺針手技の興隆期
  3.刺針手技の衰退と再興

朱氏頭皮針

[ 鍼灸 ]


まえがき

第1部 総 論

第1章 頭皮針療法の起源と発展

第2章 治療帯の位置,主治と経絡・ツボとの関係
第1節 治療帯の位置と主治
 1 額頂帯
 2 額傍帯
  1.額傍1帯
  2.額傍2帯
 3 頂顳帯
 4 頂枕帯
 5 頂結前帯
 6 頂結後帯
 7 顳前帯
 8 顳後帯
第2節 頭皮層の生理・解剖
 1 頭蓋部の軟部組織
  1.頭頂部の軟部組織
  2.側頭部の軟部組織
 2 頭蓋部の血管,神経
  1.頭蓋部の動脈と神経
  2.頭蓋部の静脈
第3節 治療帯と経絡・ツボとの関係
 1 頭部を循行する経絡
  1.督 脈
  2.足太陽膀胱経
  3.足少陽胆経
  4.足厥肝経
  5.足陽明胃経
  6.手少陽三焦経
  7.陽維脈
  8.陽蹻脈
 2 十二経別と頭・顔面部の関係
 3 治療帯と頭部経絡との関係
  1.頭皮針治療において頭部経絡のもつ意義
  2.頭部経絡および関連臓腑の病候と主治
 4 頭皮針の治療帯と頭部のツボとの関係
  1.治療帯に関係するツボの位置と主治
  2.頭部のツボと治療帯
 5 頭皮針の治療帯と,「四海」,「根結」,「標本」,「気街」
    および「十二皮部」との関係
  1.「四海」学説との関係
  2.「標本」学説との関係
  3.「根結」学説との関係
  4.「気街」学説との関係
  5.「十二皮部」学説との関係

第3章 朱氏頭皮針針法の基礎
第1節 操作の基礎知識
 1 針 具
 2 患者の取るべき体位
 3 消 毒
 4 刺 入
 5 刺入の角度と深さ
 6 留針と抜針
 7 治療回数および期間
第2節 操作手法
 1 抽気と進気の補瀉手法
 2 抽気法と進気法の具体的操作
 3 抽気法と進気法の特徴
 4 頭皮針における伝統的刺法の応用と発展
  1.繆刺法
  2.遠道刺と遠道選穴法
  3.傍針刺
  4.斉 刺
  5.半 刺
  6.透穴法
  7.対刺法
  8.交叉刺
  9.リレー式刺針
第3節 刺針部位・方向および治療帯選択の原則
 1 病位と刺針部位との関係
 2 病位と針尖の方向の関係
 3 治療帯の選択原則
  1.治療帯の主治範囲にもとづく配穴
  2.中医基礎理論にもとづく配穴
   陰陽学説
   五行学説
   臓腑学説と経絡学説
  3.現代医学的知識による配穴
  4.臨床経験にもとづく頭穴配穴
第4節 得 気
 1 得気の指標
 2 頭皮針において得気を得られる主要な要因
  1.取帯が適確であること
  2.行針が適切であること
  3.導引・吐納と組み合わせること
 3 頭皮針での得気が得られない原因
第5節 精,気,神,意と導引・吐納
 1 精,気神,意の意味と相互の関係
 2 導引・吐納とは
 3 治神と守神について
 4 導引・吐納の作用
 5 導引・吐納の注意事項
第6節 適応症,禁忌および注意事項
 1 適応症
 2 禁 忌
 3 注意事項

第2部 各 論

第1章 救急治療
第1節 昏 睡
第2節 ショック
第3節 痙 攣
第4節 発 熱
第5節 疼 痛
 1.急性頭痛
 2.急性胸痛
 3.急性上腹部痛
 4.急性下腹部痛
 5.急性腰痛
 6.四肢関節痛および軟部組織痛
第6節 血 証
第7節 めまい(眩暈)
第8節 急性麻痺
第9節 黄 疸
第10節 喘 息
第11節 動 悸
第12節 急性下痢
第13節 急性尿閉・尿失禁
第14節 精神障害
第15節 急性中毒・感電
第16節 アレルギー反応

第2章 各科疾患の治療
第1節 呼吸器疾患
 1 感冒
 2 急性扁桃炎
 3 流行性耳下腺炎
 4 気管支炎
 5 気管支拡張症
 6 肺炎(主に大葉性肺炎)
 7 肺化膿症
 8 百日咳
 9 肺結核
  【随症治療】
  ◇発熱
  ◇頭痛
  ◇咳嗽
  ◇鼻閉鼻流
  ◇咽喉部の腫脹疼痛
  ◇盗汗,五心煩熱
第2節 消化器疾患
 1 食道疾患(食道炎,食道狭窄,食道憩室,噴門痙攣,食道癌など)
 2 急性胃炎,慢性胃炎,胃・十二指腸潰瘍
 3 胃下垂症
 4 ウイルス性肝炎
 5 急性・慢性胆嚢炎(胆石症)
 6 急性膵臓炎
 7 腸閉塞
 8 細菌性赤痢
  【随症治療】
  ◇嚥下困難
  ◇上腹痛
  ◇脇痛
  ◇食思不振
  ◇嘔吐,呑酸
  ◇横隔膜痙攣
  ◇便秘
  ◇脱肛
第3節 循環器疾患
 1 狭心症,急性心筋梗塞
 2 肺性心
 3 リウマチ性心臓疾患
 4 脳血管障害(脳出血,脳梗塞)
  1.脳出血の発作時
  2.脳軟化症と脳血管不全症の発作時
  3.脳卒中の後遺症
 5 心臓神経症
 6 閉塞性血栓血管炎
 7 レーノー病
  【随症治療】
  ◇心悸亢進
  ◇胸苦しさ,胸痛
  ◇頭痛
  ◇肢体の疼痛
第4節 泌尿生殖器疾患
 1 腎 炎
 2 尿路感染症
 3 尿路結石
 4 子宮外妊娠
 5 骨盤腔内炎症
 6 月経痛
 7 子宮下垂・子宮脱
 8 副睾丸炎
  【随症治療】
  ◇腰のだるさ,腰痛
  ◇浮腫
  ◇頻尿,尿意逼迫,排尿痛
  ◇尿閉
  ◇尿失禁
  ◇排尿後の後漏
  ◇血尿
  ◇インポテンツ
  ◇遺精
  ◇遺尿
  ◇下腹部痛
  ◇不正出血
第5節 神経科疾患
 1 坐骨神経痛
 2 上腕神経叢神経炎
 3 メニエール症候群
 4 癲 癇
 5 神経衰弱
 6 ヒステリー
 7 精神分裂症
 8 小児麻痺
 9 血管性頭痛(片頭痛)
  【随症治療】
  ◇昏迷
  ◇ショック
  ◇痙攣
  ◇嘔吐
  ◇頭痛
  ◇眩暈
  ◇肢体の運動マヒ
  ◇肢体の知覚マヒ,知覚異常
  ◇肢体の疼痛
  ◇肢体の強直
  ◇筋肉の萎縮
  ◇振戦
  ◇不眠
  ◇言語障害
第6節 内分泌疾患
 1 単純性甲状腺腫
 2 甲状腺機能亢進症
 3 月経前緊張症
 4 更年期障害
 5 糖尿病
  【随症治療】
  ◇甲状腺腫
  ◇眼球突出
  ◇心悸
  ◇顔面部のほてり
  ◇煩燥不安感
  ◇悲観的情緒障害
  ◇多飲
  ◇多食
  ◇多尿
  ◇瘙痒感
第7節 運動器疾患
 1 関節炎
 2 軟部組織損傷
 3 肩関節周囲炎
 4 寝ちがえ
  【随症治療】
  ◇四肢の関節痛
  ◇四肢の筋肉痛
  ◇腰背痛
  ◇頚項部の強ばりと痛み
  ◇肩甲部痛
第8節 感覚器疾患
 1 近 視
 2 緑内障
 3 結膜炎
 4 電気性眼炎
 5 視神経炎,視神経萎縮
 6 化膿性中耳炎
 7 鼻炎,副鼻腔炎
  【随症治療】
  ◇物がよく見えない
  ◇目の発赤・腫脹・疼痛
  ◇突発性盲
  ◇目の痒み
  ◇白内障
  ◇鼻汁,鼻閉,嗅覚障害
  ◇耳鳴り,難聴

第3章 典型症例の分析
 1 脳血管障害
 2 脳梗塞後遺症
 3 網膜中心動脈塞栓を伴う脳梗塞
 4 脳溢血(尿路感染症を併発)
 5 脳挫傷による右下肢不全マヒ
 6 対マヒ
 7 脳振蕩,右側動眼神経損傷
 8 リウマチ性心疾患(狭心症を併発)
 9 頚椎症
 10 精神分裂症
 11 眩暈の急性発作
 12 ヒステリーの急性発作
 13 急性胆石疝痛
 14 急性扁桃炎
 15 気管支喘息の急性発作
 16 慢性気管支炎
 17 脇 痛
 18 急性下痢症
 19 下痢症
 20 小児下痢症
 21 急性腰部捻挫
 22 肩関節周囲炎
 23 上腕骨外側上顆炎
 24 右上腕骨外科頚骨折,および転位
 25 膝関節内側側副靱帯損傷
 26 下肢軟部組織の圧迫損傷
 27 腱鞘炎(指屈筋腱)
 28 蕁麻疹
 29 不正子宮出血
 30 乳腺炎
 31 急性潜伏睾丸

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