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▼『中医臨床』


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中医臨床 通巻128号(Vol.33-No.1) 特集/老中医の魅力 任応秋

中医臨床 通巻128号(Vol.33-No.1)【特集/老中医の魅力 任応秋――伝統中医学から現代中医学へ】 【特集/老中医の魅力 任応秋――伝統中医学から現代中医学へ】
「老中医」という語は 1950年以降に作られたもので,2つの意味がある。
1つは,新中国成立前に正規教育を受けずに徒弟制の方式で中医学の知識を把握した高年の医師であり,もう1つは,60歳以上の臨床経験豊富な中医師である。(『中医基本用語辞典』)
一般には後者の意味で使われることが多いが,本特集では前者の意味でとらえている。 さらに今回は一歩踏み込み,「伝統医学を継承するだけでなく,将来に向けて新体系を創り上げた人たち」と定義した。
『内経』以降の膨大な古典籍を猟歩し,中医学のもつ特徴を浮き彫りにして基礎理論を確立した任応秋先生は紛れもない老中医の筆頭である。
本特集では,様々な角度から任応秋先生の事跡をたどり,現代からみた歴史的意義を考えてみたい。

中医臨床 通巻127号(Vol.32-No.4) 特別連載/眼科疾患

中医臨床 通巻127号(Vol.32-No.4)特別連載/眼科疾患 【特別連載/眼科疾患】
  中国には一連の眼科書の系譜があり,いくつかの眼科専書が著されたほか,医学全書等にも眼科領域について多く記載され,中医眼科学独特の体系が形作られてきた。
  日本では,かつて中国の眼科学を基本に独自の工夫を施してきたが,明治維新以降,中国の眼科学をほとんど取り入れることなく,一般の漢方医学の考え方で眼科疾患を取り扱ってきた。しかし,眼科疾患はかなり特殊で,内科疾患に用いる治療法だけでは対処できないものもあり,中医眼科学の優れた点を参考にする価値は高い。
  今号では,中医眼科学を基礎に,日本の経験をふまえて眼科疾患の考え方と治療の実際を紹介する。ここでは日常取り扱う疾患ではなく,主として重大な視力障害を引き起こす可能性のある疾患を取り上げ,その症例報告を交えて紹介する。対象とする疾患は,緑内障・球後視神経炎・加齢黄斑変性症・網膜静脈分枝閉塞症・ヘルペス性角膜炎・涙小管炎・糖尿病黄斑証である。

中医臨床 通巻126号(Vol.32-No.3) 特別連載/腎疾患

中医臨床 通巻126号(Vol.32-No.3)特別連載/腎疾患 【特別連載/腎疾患】
  近年,腎疾患においては慢性腎臓病(CKD)への対策の必要性が叫ばれ,現在では国際分類ができ,病期を1~5のステージに分類した診断基準が確立されている。
  中医学ではこれまで,症状の顕在化しないCKDの初期から中期までを疾患として認識することは困難であったが,容易にステージが診断できるようになった現在,それに伴った新しい治療法が開発されることが期待される。
  現時点でも,CKD3までであれば中医学的治療が大いに期待できるうえ,CKD4の段階でも症例によっては透析導入に至る時間を延長できる可能性がある。
  さらに透析に入ったとしても,それに伴うさまざまな症候に対して中医学は有用な方法を提供できると期待される。
  今号では,慢性腎炎・ネフローゼ症候群・慢性腎不全・透析中の漢方治療・小児慢性腎疾患を取り上げ,腎疾患に対する中医学・漢方の治療の実際を紹介する。

中医臨床 通巻125号(Vol.32-No.2) 特別連載/循環器疾患〈後篇〉

中医臨床 通巻125号(Vol.32-No.2)特別連載/循環器疾患〈後篇〉 【特別連載/循環器疾患〈後篇〉】
  循環器疾患の後篇。今号では「虚血性心疾患」「慢性心不全」「不整脈」を取り上げ,中医学,日本漢方それぞれの経験を集約して,標準的治療の確立を試みる。
  古代よりこの領域の漢方治療経験は豊富に蓄積されているが,近年は,現代医学の発達により,中医学や漢方医学が介入できる領域はきわめて限定されている。
  現代は,発達した診断機器を用いて早期に危険性を発見し,西洋医学的治療の併用を考慮しながら漢方治療を行う時代に入っている。しかしながら,例えば安定狭心症のように漢方併用が有用な疾患,西洋薬の服用によって副作用がでる場合,予防的治療など,積極的に漢方治療を試みるべき領域も残されている。
  中医学の弁証施治,日本漢方の治療経験を整理し集約した本企画は,循環器領域の疾患を治療する際の参考になるだろう。


中医臨床 通巻124号(Vol.32-No.1) 特別連載/循環器疾患〈前篇〉

中医臨床 通巻124号(Vol.32-No.1)特別連載/循環器疾患〈前篇〉 【特別連載/循環器疾患〈前篇〉】
循環器疾患に関する中医学治療の歴史は長いものの,近年の現代医学における医療機器の発達や精密な診断学体系の確立,さらに膨大な疫学研究が加わり,この分野における中医学の役割はかなり限定されたものになっているかのようにみえる。
しかし,中医学は独特の治療法を有しており,古代から連綿と伝わっている伝統医学の概念が重要な役割を果たすことを忘れてはならない。
今回の企画では,主要な循環器疾患の病因病機と治療について取り上げる。前篇では高血圧症を紹介する。


中医臨床 通巻123号(Vol.31-No.4) 特別連載/整形外科疾患

中医臨床 通巻123号(Vol.31-No.4)特別連載/整形外科疾患 【特別連載/整形外科疾患】
「整形外科」が取り扱う疾患は,「中医骨傷科」が取り扱う疾患とほぼ一致する。
整形外科は手術療法,中医骨傷科は手技療法が主体であり,両科ともに薬物療法は付随的なものである。
しかし,骨関節や筋肉の変性疾患は加齢とともに増加し,その病態の改善には薬物療法を必要とする場合が増えている。
今回の企画では,肩関節周囲炎・頸椎症・腰痛症・変形性膝関節症・骨粗鬆症・頸椎鞭打ち損傷といった疾患を取り上げ,中医学,日本漢方それぞれの経験を集約して,標準治療の確立を試みる。

中医臨床 通巻122号(Vol.31-No.3) 特集/孟河医学――現代中医学のルーツ

中医臨床 通巻122号(Vol.31-No.3) 【特集/孟河医学――現代中医学のルーツ】
孟河医学とは,明・清代に江蘇省の長江の南に生まれ発展した一医学流派である。
孟河の医師たちは,実効性を重視して空理空論を好まなかった。経典を遵守しながら歴代の医家たちの長所を博く取り入れ,家学を継承するとともに,保守性を排し,伝承教育に力を尽くした。
現代中医学において孟河医学はどのような役割を果たしたのか。
なかでも,①中医教育の先鞭をつけたこと,②現代中医界のリーダーを多数輩出したことが注目される。
中華民国時代,孟河医学を代表する一人,丁甘仁らが上海に進出し,その地で近代教育思想に接し,上海中医専門学校(現在の上海中医薬大学)を開設して中医学校教育の草分けとなった。そこで行われた中医教育は,その後の中医高等教育の礎となった。
本特集では,孟河医学の学術と臨床を振り返ることによって,現代中医学を改めて見つめ直してみたい。


中医臨床 通巻121号(Vol.31-No.2) 特別連載/心身症

中医臨床 通巻121号(Vol.31-No.2) 【特別連載/心身症】
中医学や漢方医学では,心身症を扱う機会が非常に多い。
しかし中医学的に心身症という分野を新しく設定する意味はない。
中医学の概念では心と身体を切り離して考えないからだ。
そこで今回は,西洋医学的に心身症に分類される疾患を,中医学的にどのように把握し,治療していくかに重点をおいて紹介する。
消化管機能異常ではFDとIBS,循環器では不整脈,呼吸器では心因性咳嗽,神経系では頭痛,泌尿器では過活動性膀胱・慢性前立腺炎を取り上げ,さらに生薬の有する向精神薬としての作用に着目した。
ほとんどの疾患には心理的な要因が存在しており,その意味でも中医学の考え方は役立つはずである。


中医臨床 通巻120号(Vol.31-No.1) 特別連載/呼吸器疾患

中医臨床 通巻120号(Vol.31-No.1) 【特別連載/呼吸器疾患】
呼吸器疾患には,感染症,アレルギー疾患,閉塞性・拘束性肺障害,悪性腫瘍などの病態に起因する多様な疾患群が含まれ,西洋医学的な治療も多彩である。 今回,多くの呼吸器疾患のうち,呼吸器の慢性疾患として一般的である気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・気管支拡張症を取りあげ,これらの疾患の急性増悪と関連が深い肺炎を加え検討した。 現在,これらの疾患の治療に関して,西洋医学のガイドラインに漢方薬の記載はない。 しかし臨床現場ではさまざまな漢方方剤が使用されており,漢方治療の有用性は高い。

中医臨床 通巻119号(Vol.30-No.4) 特集/中医火神派

中医臨床119号(Vol.30-No.4) 【特集/中医火神派】
火神派は,扶陽派・温陽派とも呼ばれる清代に誕生した新しい学術流派。ここ数年来,中国国内では多くの書籍・雑誌・新聞が火神派を取り上げ,大きな話題を呼んでいる。「陽気を重んじる」点を最大の特色としており,特に附子・桂枝・乾姜などの温熱薬を大量に用いながら経方を巧みに応用する。昨年から今年にかけて,火神派に強い関心をもつ数人の先生方から「代表的火神派医家の一人・山西省の李可先生に会って直接お話を伺いたい」との希望が寄せられた。そこで,当社で9月20日から5日間の研修旅行を企画し,10名の医師が参加された。研修では李可先生のほかにもう一人,火神派の中堅実力派中医・趙傑先生の臨床研修も行った。本特集では,山西研修旅行のリポートに加え,火神派の学術的背景,および火神派理論を応用した臨床報告などの関連記事・論文を集めた。


 

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