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第31回漢方治療研究会開催のお知らせ
来る2021年9月26日(日)に下記の要領で第31回漢方治療研究会がオンラインにて開催されます。テーマは「ウィズコロナ時代の漢方」。注目は,当日後半に行われるシンポジウムで,COVID-19に対する漢方治療をテーマにしたセッションが組まれています。またこれに関連して,特別講演では,漢方・中医学・医史学に造詣の深い安井廣迪先生が「疫病の歴史と漢方医学」の演題でお話しされます。さらに,Web開催ならではの企画として,アーカイブ放送として「昭和の先達に学ぶ 矢数道明先生の診療」が提供されます。その他,例年通り盛りだくさんの一般演題が組まれており,6時間のあいだ,どっぷりと漢方医学にひたることができるプログラムになっています。
■日時:2021年9月26日(日)11:30~17:30
■会場:オンライン開催
■参加費:3,000円
■会頭:新井 信(東海大学医学部専門診療学系漢方医学教授)
http://aeam.umin.ac.jp/a/chiryoukenkyukai/31th.pdf
※大会への参加申込はこちらから https://kampo31.peatix.com/
■プログラム
10:30-11:30 オンライン受付開始
11:30-11:35 開会の辞
第31回漢方治療研究会 実行委員長 野上達也
11:35-12:10 アーカイブ放送
座長 花輪壽彦(北里大学東洋医学総合研究所)
昭和の先達に学ぶ「矢数道明先生の診療」
12:15-13:15 一般演題1
座長 石上友章(横浜市立大学循環器腎臓内科学)
1.鍼灸と漢方の併用が奏功した睡眠障害の1例
井田剛人(北里大学東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センター)ほか
2.胸中の灼熱感と倦怠感に梔子乾姜湯加減が奏功した1例
原田直之(飯塚病院東洋医学センター漢方診療科)ほか
3.慢性咽喉頭炎に対し駆風解毒散料加味を投与し効果的であった一例
三橋成輝(北里大学東洋医学総合研究所)ほか
4.超高齢者における厥陰病
小林 瑞(町田丘の上病院)
5.標準治療が困難であった肺非結核性抗酸菌症に茯苓四逆湯が奏功した一例
鈴木朋子(埼玉医科大学総合診療内科)
13:20-13:35 東亜医学協会賞表彰式
挨拶 東亜医学協会理事長 花輪壽彦
挨拶 選考委員会委員長 秋葉哲生
13:35-13:45 主催組織紹介
神奈川県4大学医学部FDフォーラムの紹介
新井 信(東海大学医学部漢方医学)
13:45-14:45 特別講演1
座長 新井 信(東海大学医学部漢方医学)
疫病の歴史と漢方医学 安井廣迪(安井医院)
13:50-15:40 一般演題2
座長 中田佳延(湘南病院漢方外来)
座長 高士将典(東海大学医学部付属病院東洋医学科)
6.ドセタキセルで治療中に生じた下腿浮腫と体のピリピリした痛みに苓姜朮甘湯加附子が有効であった症例
中田佳延(湘南病院漢方外来)
7.難治性の全身浮腫に対して大建中湯加減が利尿効果を示した一例
畝田一司(福島県立医科大学 会津医療センター漢方医学講座)ほか
8.下肢静脈瘤に当帰芍薬散料加附子が有効と考えられた1例
清水幸彦(岩手県立江差病院)ほか
9.六君子湯再考 -ウィズコロナでこそ示すべき漢方医学的方法論-
宮澤裕治(みやざわクリニック)
15:45-17:00 シンポジウム
座長 松田隆秀(聖マリアンナ医科大学総合診療内科)
座長 小田口浩(北里大学医学部東洋医学総合研究所)
1.軽症,中等症のCOVID-19症例に対する漢方治療の経験
高山 真(東北大学病院 総合地域医療教育支援部総合診療科・漢方内科)ほか
2.当クリニックにおけるタブレットを用いたCOVID-19診療の取り組み
當山和代(名嘉村クリニック)ほか
3.台湾における実例から考えるCOVID-19に対する漢方治療の可能性
龍 興一(千葉大学大学院医学研究院和漢診療学)ほか
4.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後に生じた症状に対して漢方薬と鍼灸治療を併用した一例
山中一星(東海大学医学部付属病院東洋医学科)ほか
17:00-17:20 指定講演
新型コロナウイルス感染症に対する漢方薬による予防・治療研究
高山 真(日本東洋医学会運営委員会特別ワーキンググループ)
17:20-17:25 優秀演題表彰
新井 信(東海大学医学部漢方医学)
17:25-17:30 次期会頭挨拶
及川哲郎(東京医科大学総合診療医学分野)
17:30-17:35 閉会の辞
会頭 新井 信(東海大学医学部漢方医学)
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