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「国際中医薬大会」と「日中新型インフルシンポ」参加ツアーのお知らせ【終了しました】


ターニングポイントとなるか
中国政府主催による中医薬の国際大会

 「伝統医薬国際科学技術大会と博覧会」
 2009年11月9日~11日 広州にて開催



 中国政府が主導して開催される初めての国際中医薬大会(http://www.ictm.org.cn/)。
 世界からは欧米はじめ多くの政府,衛生部門,伝統医学のトップクラスが席を連ね,中医学の今後の世界的発展について高レベルの討論が展開されます。
 主催は,中国科学技術部,衛生部,中医薬管理局,食品薬品監督管理局,さらには農業部,文化部,教育部,国家自然科学基金委員会など,政府全体を横断する大規模な布陣です。これまで見た一般的な中医薬学術大会とは規模も性質も異なる重大な大会となる模様です。
 今後の世界における中医学の方向性を議論する大会であり,日本にとっても大変重要な大会となるでしょう。
 このたび本大会に参加する訪中団が組織されました。参加を希望される方は9月30日までに下記事務局までお問い合わせください。 


【よびかけ人】
 本大会に参加する日本訪中団
  団 長:酒谷 薫(日本中医学学会設立準備委員会・委員長,
             日本大学医学部脳神経外科教授)
  副団長:安井廣迪(日本TCM研究所所長,安井医院)
  秘書長:平馬直樹(日本中医学学会設立準備委員会・副委員長,
              平馬医院)
  事務局:東洋学術出版社(担当:山本 勝司/井ノ上 匠)


 <本大会のみ参加の場合の日程(Aコース)>
   11月8日(日)~11日(水)[11月8日成田発,11月11日広州発]

大会の詳細はこちら>>



  なお,本大会の開催に先立って,前日の8日(日)に,東洋学術出版社と広州中医薬大学付属病院共催によるミニシンポジウム「日中新型インフルエンザの治療経験交流会」が開催されます。鄧鉄涛先生 のご支持によって実現いたしました。参加ご希望者は,合わせてお問い合わせください。


■ミニシンポジウム「日中新型インフルエンザの治療経験交流会」
 討論内容は,
 ①90年前のスペイン風邪(1918~1919)の治療経験の交流。日本では
   当時の名医たちの治療経験が記録されています。安井廣迪先生が,
   当時の詳細な資料を持参して概況を報告されます。
 ②広州中医薬大学付属病院からは,今回の新型インフルエンザの対策と
   治療経験について報告してもらい,討論をいたします。同病院はかつて
   SARS治療で大活躍をし,たいへん有名になりました。
   今回の新型インフルエンザ治療においても目覚ましい成果を収めていると
   報道されています。中国側から3人の専門家が講演いたします。
 日時:11月8日(日)
 場所:広州中医薬大学付属病院(広東省中医院)


 このシンポジウムに参加される方の日程は下記のようになります。


 <本大会とミニシンポジウム参加の場合の日程(Bコース)>
   11月7日(土)~11日(水)[7日成田出発,11日広州出発]


【参加費用】
 Aコース(本大会のみ参加):11月8日~11日(3泊4日)
  17万円(航空機代,大会参加費,宿泊費,食費,通訳代,空港使用料を含む)
 Bコース(本大会とミニシンポジウム参加):11月7日~11日(4泊5日)
  19万円(航空機代,大会参加費,宿泊費,食費,通訳代,空港使用料を含む)
 *保険料はご自分で契約してください。


【お問い合わせ先】
 日本訪中団事務局: 東洋学術出版社 
  〒272-0021 千葉県市川市八幡2-11-5-403
  TEL: 047-335-6780 
  FAX: 047-300-0565
  メール: koushu2009@chuui.co.jp
  (担当:山本 勝司/井ノ上 匠)




大会主催者の主旨説明:
 伝統医薬は人類文明の知恵の結晶であり、人類の生存と発展に不滅の貢献をしてきました。現代科学技術が高度に発展している今日においても、複雑な生命現象と疾病現象に直面して、医療保健の レベルを高め、医療コストを低減させるために,世界各国ともあらためて伝統医薬の地位と役割を再認識しています。WHOは、“すべての人々が衛生保険を享受できるよう”という目標を実現するために、伝 統医薬の使用を大いに推進すべきだと明確に提起しています。中国政府は長期にわたって伝統医薬の発展を堅持してきており、現代社会の絶えまなく高まる医療保健の要求に応えるため,10年前に中医薬(民族医学を含む)の現代化、国際化を推進発展させる任務を打ち出しました。そして一連の方針、政策を制定して、国内外の民衆が中医中薬をよりよく理解し、受け入れて合理的に使うことを推奨してきました。10年来、国家からの支持と産学研による科学研究の進展と実践活動により,著しい成果を得てきました。伝統医薬発展を推進してきた各国の経験を交流するため、また直面している困惑と問題を検討しあい、広く協力しあって伝統医薬の継承と発揚の道を探求するために,中国政府の関連部門と広東省政府は2009年11月に広州で“2009年伝統医薬国際科学技術大会および博覧会”を開催することを決定しました。伝統医薬の応用、研究、開発、生産、経営に取り組まれている各国の政府主管部門の行政官、生産・学校・科学研究部門、医療保健機関の責任者と専門家が本会に参加され,伝統医薬発展の大計を語りあっていただくことを希望いたします。


学会内容:
 分科会1  伝統医薬発展政府フォーラム
 分科会2  疾病予防と治療における伝統医薬の役割と臨床評価
 分科会3  伝統医薬の基礎理論研究
 分科会4  伝統医薬の継承,創新,およびその方法
 分科会5  針灸理論と臨床研究
 分科会6  伝統薬物の資源保護と開発,およびその合理的利用
 分科会7  伝統医薬の治療効果,安全性評価,質のコントロール
 分科会8  伝統医薬産業の科学技術発展に関するフォーラム
 分科会9  中医薬の「治未病」と健康産業の発展


  そのほか,高等中医薬教育機関の校長フォーラム,全国中医病院院長フォーラム,他があるようです。 学会のほかに博覧会が開催されます。


主催:中華人民共和国科学技術部
    同         衛生部
    国家中医薬管理局
    国家食品薬品監督管理局
    中華人民共和国教育部
    同         国家民族事務
    同         農業部
    同         文化部
    国家質量監督検験検疫総局
    中国国家林業部
    中国国家知識産権局
    中国科学院
    中国行程院
    国家自然科学基金委員会


担当部門:広東省人民政府


協力組織:
 中華医学会
 中華中医薬学会
 中国中西医結合結合学会
 中国針灸学会
 中国医薬保険品進出商会
 中国薬文化研究会
 中国中薬協会
 中国中医薬研究促進会
 中国民族医薬協会
 中国保険協会
 中国高技術産業発展促進会
 澳門中医薬学会


学会HP:http://www.ictm.org.cn/

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