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温知会500回記念公開講演会リポート
2008年9月28日(日)10:00~16:30
東京医科大学病院 臨床講堂にて
温知会は,かつて本誌の編集顧問でもあった故・矢数道明先生を中心にして1963年に発足した,45年の歴史をもつ伝統ある漢方研究会である。本会は現在189名の会員(医師62名,薬剤師96名,鍼灸師16名)を有し,「温故知新」の心構えのもとに毎月東京・湯島聖堂にて月例会を開いている。その500回を記念して,今回公開講演会が開催され,事務局側の予想を大きく超える約190名もの参加者(うち会員外100余名)が集まった。それほどに,魅力あふれる演者と講演テーマの並ぶプログラムであった。
プログラム
「開会の辞」 室賀昭三理事長
「温知会の歴史」 原桃介理事
「シンポジウム:湿の治療について」 (座長)風間洋一先生・張仁彰先生
●室賀一宏先生:茯苓四逆湯の症例
●矢数芳英先生:めまいに対する処方運用
●古賀実芳先生:苓甘姜味辛夏仁湯の2例
●粂川義雄先生:五苓散の適応証
●小野済先生:寒湿と脾胃に着目した鍼灸治療
「漢方医学の構造」 安井廣迪先生
「特別講演:気剤の使用経験から」 花輪壽彦先生
「刺絡(講演と実技)」 大貫進先生
「先哲医家顕彰と矢数道明先生」 小曽戸洋先生
「皮膚疾患の漢方治療」 (座長)土方康世先生
●皮膚疾患の漢方治療の進め方――中医学の立場から 平馬直樹先生
●掌蹠多汗症から派生する皮膚疾患 二宮文乃先生
「閉会の辞」 菊谷豊彦理事
*この内容については『中医臨床115号』において5頁にわたる詳細な報告をしています。
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