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2007年08月 アーカイブ

2007年08月03日

上海中医薬大学附属曙光病院 鄭平東先生の研究室

鄭平東先生







上海中医薬大学のHP上の「名医工作室紹介」に,今度の研修の際にご指導を受ける予定の鄭平東先生の頁がありました。
なんと画像までついていました。
鄭先生のいらっしゃるお部屋の様子,ぜひのぞいて見てください。
先生の腎疾患治療の特徴が,簡単に紹介されています。

2007年08月23日

注目すべき純粋中医 姜興俊先生について

姜興俊先生プロフィール:

 1960年生まれ,男,漢族,陝西省寧強県人。
 農家の子弟として生まれ,小さい頃から農村の医者不足・薬不足の状況の中で,病弱な母に対して何度も医者が誤った治療を繰り返す様子を目にしたことをきっかけに,「良い宰相ではなく,名医になろう」と決意し,1970年に正式に医学を学び,現地の2人の名医を師として小児科および内科・婦人科を学んだ3年後,診療を始めた。1975年には,銀翹麻杏石甘湯と苓甘五味姜辛湯加減を使い分けて日本脳炎を治癒させたり,また蓮蓬殻散一味で血崩(子宮異常出血)の老婦人の一命を救い,灯火灸で小児驚風(痙攣)を治療したりした。
 文化大革命の後,1977年に陝西中医学院の中医系医療専業科で学ぶ。成績が上位にあったため優秀者として選抜され,卒業後1980〜89年まで,陝西省中医薬研究院で勤務。このとき,主に陝西中医学界の元老,研究院院長・米伯譲研究員の指導のもと,中医文献および臨床研究に従事。同時に,西安で有名な疑難病治療に長ける謝遠明主任医師について学ぶ。そして1982年には,選抜されて全国的に著名な中医・朱良春主任医師について学ぶ。名高い師の指導と良好な環境のもと,自身の中に中医理論と臨床,科学研究における基礎を築く。
 その後,「中医の事業はますます発展しているのに,かえって中医理論は停滞し,また中医大学の教材は臨床とかけ離れている。中医学に携わる者の1人として,このような落後した現状を変えたい」と深く感じ,臨床実践の中に身を置いて中医理論の精髄を探求するために,1990年に西安を離れて綿陽市医院で勤務を始める。そこで入院病棟および外来の診療を行いながら,中医治療の優れた効果を身をもって経験しながら,臨床経験を蓄積する。
 これまでに学術論文30数編を発表,医学専門書5冊を出版,4項目の科学研究成果表彰を受ける。
 2004年に上海中医薬大学付属曙光医院より招聘を受け,伝統中医科の主任に就任。上海中医薬大学で古典の教育にも携わっており,『黄帝内経』などに関する特別講義をされている。

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