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黄煌先生への質問

 古方派と弁証派について,黄煌先生の考え方をうかがいました。中国の中医薬大学の教育では,病因病機学説にもとづいた弁証論治が主流となっています。しかし,黄煌先生はまずは薬証・方証を把握することが最重要であり,そのあとに臓腑病機や気血津液・八綱・六淫学説などを教えてもよいのではないかとおっしゃっています。日本の漢方教育のあり方を考えるうえでも,とても示唆に富むご意見ではないでしょうか。翻訳していなくて申し訳ありませんが,中文のまま掲載させていただきます。

黄煌 先生

 先生は,経方派と弁証論治派とは,中医の歴史において基本矛盾として存在してきたと考えられますか。そうであれば,どうして歴史的に併存してきたのでしょうか。そうでなければ,両者は敵対的関係にあったのでしょうか。
弁証論治(病因病機)説の有用性を,黄煌先生が否定されるのは,学院派がそれを臨床的に発展させていないという現実の問題を非難されているのでしょうか?それとも学説としての病因病機学説そのものを,否定されているのでしょうか?どちらなのか,伺いたいと思います。

黄煌 先生からのご回答

経方派的提法,応該是在上个世紀的二三十年代,与其相応該的是経方派。弁証論治派的提法,応該出現在最近,主要是指教科書理論指導下,以臓腑病機為主要弁証方式,采用以法遣薬的現代中医。経方派与弁証論治派不是出現在一个歴史時期。
 如果説経方派与時方派的并存,那時有的,歴史上両者的関系也不是対立,而是混雑在一起。経方派強調経典的学習,基本功比較扎実,有研究的頭脳。而時方派則主要是一般的臨床医生,主要承継一些通套方薬,以医謀生者為多。両者的関系,是学術層次高低的区別;,是研究者与開業医的区別。
 我対病因病機的否定,主要是対学院派僅僅強調臓腑病機,而忽略伝統的方証的傾向很不満,這種傾向,忽略了技術,忽略了実践,从而導致人才臨床能力的厳重缺失。我認為,在掌握了薬証・方証等技術性関鍵以后,適当応用臓腑病機气血津液以及八綱六淫等学説予以解釈和指導,也是可以的。無論是中国環是日本,中医的問題是方薬応用的技術規範不明確,療効不明顕,而学説太繁瑣,理論概念模糊,不易学習。

                          黄 煌

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2005年11月04日 13:06に投稿されたエントリーのページです。

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