【李 世珍先生】
1928年 10月15日,河南省南陽市に生まれる。張仲景国医学院針灸教授・主任医師。家伝針灸4代目。
1953年 中南針灸師資班卒。同年南陽地区人民医院勤務。
1978年 中国援外医療隊に参加、エチオピアに行く。
1979年 河南省針灸学会常務理事。
1980年 南陽地区医院中医科主任。
1981年 南陽地区中医学会副理事長。
1983年 南陽地区中医学会理事長、張仲景研究会常務理事。
1984年 河南省中医学会常務理事。
1985年 張仲景国医大学教師1984年 華南省中医学会常務理事。
1986年 張仲景国医大学門診部主任・臨床医務部主任・専家委員会副主任。
1987年 南陽地区針灸学会理事長・唐河県康復医院名誉院長・全国針灸講師団教授。
1994年 退職後、2つの病院で臨床指導に当る。
1995年 張仲景研究院副院長。
2005年 逝去
李世珍先生は50年代初めから経穴機能の研究を始め、臨床を通じて、薬の代わりに針を用いて薬の効果を発揮する研究を行う。その治療は、取穴は少なくまた精錬である。
著書紹介
1972年 《新医療法資料選編》主編
1986年 『李世珍専家系統』
1985年 『常用腧穴臨床発揮』人民衛生出版社
(日本語版『臨床経穴学』東洋学術出版社・韓国語版・英語版)
1995年 『針灸臨床弁証論治』人民衛生出版社
(日本語版『中医鍼灸臨床発揮』6月に東洋学術出版社より発行予定)
1983年~
1995年 『中国針灸大全』『針灸臨床指南』『黄河医話』『中国当代針灸名家医案』
『河南省名老中医経験集錦』『淮河医薬文萃』などで論文、症例が紹介される。
国内外で40以上の学術論文を発表。
【李 伝岐先生】
1952年 7 月生まれ。河南省中医学院中医医療系を卒業。本科において学士学位を取得。これまで,南陽市中心医院針灸科主治医師,張仲景国医大学講師を歴任する。現在は,張仲景国医学院(もと国医大学),南陽中医薬学校の副教授,副主任医師,針灸系主任を務めている。また,中華全国針灸学会会員,中華名医協会理事,張仲景研究院副研究員を兼務している。
著書紹介
1995年 『針灸臨床弁証論治』
(李世珍先生と共著,日本語版『中医鍼灸臨床発揮』)人民衛生出版社
李氏家伝中医針灸の五代目であり,20数年にわたる教学,研究,臨床活動のなかで,50数篇の学術論文,2部の著作を発表,3項の研究成果をあげている。現在は,家伝針灸配穴の整理編集を行っている。その作業も最終段階に入っており,近々上梓される予定である。