|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
針灸治療において「得気」は有効 ~顔面麻痺338例のRCTで実証~
湖北同済医院は,顔面麻痺338例に対する鍼灸治療の多施設ランダム化比較試験を行い,針灸治療において「得気」が有効であることを科学的に実証した。
この研究は『カナダ医学会雑誌』上で発表され,ロイター通信がプロジェクトチームに取材を行い,国際的に有名な『サイエンス』『ネイチャー』など8カ国50社のメディアがその記事を転載した。
中医針灸の治療効果を検証するため,同済医院神経科教授の王偉氏の率いるプロジェクトチームは,全国11カ所の病院で338例の顔面麻痺の患者を選定し,これらの患者を通常の針灸治療を行う対照群と,得気を行う群に分けて検証したものである。研究では,6カ月後に,対照群の全快率は70%,得気群の全快率は90%に達した。得気を行う群では提挿,捻転等の手法を強調して運用した。
出典:中国中医薬報[2013.6.21]
ページトップへ戻る
|