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中国中医科学院中薬資源センターが設立
中国中医科学院中薬資源センターが,2012年12月18日に設立された。
国家中医薬管理局は,中薬資源の持続的利用を可能にするという,中医薬発展のためのニーズに応え,中医科学院の第12期五カ年発展計画を実施し,第4回全国中薬資源普及調査の成果の継承と発展を促進するため,中国中医科学院中薬資源センターの設立を許可した。同センターは、中国中医科学院中薬資源学科の優位性をふまえ,国内の研究力を整理・統合させて,中薬資源の研究を展開する。また中薬資源の監視測定および情報サービスシステムを構築し,国家の中薬資源の重大戦略諮問機関を完成させて,中薬産業の発展に技術支援およびサービスを提供するために,中薬資源国家チームの責任を果たす。
中薬資源センターは60人編成で,中薬資源科学技術研究部,科学技術成果開発・技術サービス部,中薬資源動態監視測定および情報サービスセンタープラットホームという3部門に分かれており,中薬資源の基礎および応用などの問題や,関連技術の研究を行う。また,中薬資源関連の科学技術成果を転化・応用・推進し,中薬資源の動態監視測定およびサービスシステムの構築を指導・展開して,国家中薬資源動態監視測定および情報サービスを実施する。3部門には,産地薬材研究室・分子生薬室・中薬材GAP栽培研究室・中薬資源動態監視測定室など,9つの研究室が設置される。
中国中医薬報[2012.12.20]
翻訳:平出由子
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