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雲南省地震 省中医院救援へ向かう
9月7日11時19分,雲南省昭通市彝良県と貴州省畢節地区威寧彝族回族ミャオ族自治県の境界付近において,マグニチュード5.7の地震が発生し,大勢の死傷者と家屋の倒壊などの被害がでた。
このニュースを知った雲南省中医医院の責任者は事態を重視し,救援活動のための緊急手配を行い,病院の救急チームのメンバーを被災地に向かわせ,救援に備えるよう指示した。さらに中医医療グループの事務室と彝良県中医医院が連絡を取って,災害状況と現地のニーズを確認した。
7日15時頃,省中医医院は,雲南省衛生庁救急事務所からの緊急通知を受け取り,ただちに医療チームのスタッフと物資を派遣するよう指示した。16時半,雲南省衛生庁の統合配備によって,省中医医院は,省衛生庁副庁長の徐和平がチームを率い,副院長と骨科の専門家がリーダーとなり,骨傷科第2病棟主任の王琦と医務科主任の李帆氷,昆明医学院第1付属医院,省疾病コントロールセンターの10数名で構成する雲南省医療専門家チームを派遣し,緊急手配した多くの薬品と物資・器材を携え,現地入りさせた。
医療専門家チームは8時間以上車で移動し,翌8日の明け方に昭通市彝良県に到着し,ただちに県の人民病院へ赴き救援活動に加わった。専門家チームの主要任務は収容治療する負傷者の評価を行うことで,現地の県人民病院の救急治療を指導し医療活動に加わることである。さらに重症の負傷者を治療環境の整った昭通市へ移したり,地方から駆けつけた医療救援チームと調和連携して活動を展開したりしている。
中国中医薬報[2012.9.10]
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