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国家基本公共サービス体系「第十二次五カ年計画」出る
~中医の予防保健サービスが重要任務に~
中国国務院は『国家基本公共サービス体系「第十二次五カ年計画」』を近く印刷配布する。国務院は,その中の第7章「基本医療衛生」のなかで,国家は基本医療衛生制度を確立して,都市と農村の住民のために,安全,有効,便利,安いという基本的な医療衛生サービスを提供して,適切に国民の健康を保障すると提起。さらに「中医の予防保健サービスを積極的に発展させる」ことを重要任務とした。 |
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『計画』は以下の点を明確にした。 |
・ | 中医学と西洋医学の衛生資源を統一して計画的に利用し,中医(民族医)の医療サービス施設の能力確立に力を入れ,総合病院と専門病院における中医学と西洋医学を結びつけたサービス能力を高める。 |
・ | 中医薬の使用と提供を奨励する。 |
・ | 国家基本薬物制度を基礎に薬品の供給体制を整え,徐々に村の衛生室へと基本薬物制度の実施範囲を拡大してゆく。 |
・ | 地域医療において衛生施設の規格化を進め,県レベルの病院(中医病院を含む)のサービス能力を高め,省レベルの婦人科小児科専門病院,辺境地域の市(地)レベルの総合病院,県レベルの中医病院の整備を強化して,地レベル市のすべてに少なくとも1つの総合病院を3級病院のレベルに,県(市,区)のすべてに少なくとも1つの病院を2級甲などのレベルに引き上げさせる。 |
中国中医薬報[2012.7.27]
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