中医学の東洋学術出版社：中国最新情報

～広安門医院・望京医院がそれぞれ米韓と～

　　5月29日，北京で開催された「第1回中国（北京）国際サービス貿易交易会 中医薬サービス貿易展」で，中国中医科学院広安門医院と招商シグナ生命保険（招商信諾人寿有限公司），中国中医科学院望京医院と韓国のBOBATHリハビリテーション病院はそれぞれ，中医薬のサービス貿易に関する協力プロジェクトを締結した。
　　広安門医院院長の王階氏とシグナ社アジア太平洋地区最高責任者のMr. Kenneth Vaughan氏は協力協議を締結。広安門医院は招商シグナが北京で締結する最初の中医病院。招商シグナは広安門医院が北京の国際取引先で最も優れた中医サービスを提供すると期待している。
　　また，望京医院院長の朱立国氏と韓国BOBATHリハビリテーション病院副院長の孫成坤氏も協力協議を締結。望京医院は骨傷とリハビリ領域で実力と特色を有し，一方の韓国BOBATHリハビリテーション病院は韓国の常青医療財団に属するリハビリ専門病院。今回の協力で双方は，人材育成やリハビリ技術の交流，さらに共同で国際リハビリ医療センター創設などをめざす。

中国中医薬報（2012.5.30）