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ISOにおける中医薬設備分野に関する国際標準検討会が開催
国家中医薬管理局はこのほど北京において,中医薬の設備分野に関する国際標準化作業を進め,中医薬の設備産業の発展を促進するために,国際標準化機構(ISO)における中医薬設備分野に関する国際標準検討会を開催した。検討会には国家中医薬管理局副局長・于文明氏が出席した。
会議に出席した代表者は,中医薬の設備分野に関する国際標準化について,進展状況,直面する情勢や問題点について様々な角度から主題発言を行い,あわせて中医薬の設備に関する国際標準の情勢やスキーム,プロジェクトなどについて,建設的な意見と提案を行った。会議に出席した代表者らは,中医薬の設備分野に関する国際標準化作業の意義は極めて大きく,全産業の発展に関係しており,全業界の関係各所が一致して協力すべきであり,対策と措置を共同研究し,熾烈を極める国際競争に積極的に対応することを確認した。
于文明氏は,ISOにおける中医薬の設備分野に関する国際標準の制定は,国内外のニーズに応じて進めてゆき,学術専門家と企業が共同で参加しなければならないと指摘。さらに中医薬の設備分野に関する国際標準作業を長期にわたって発展させるために以下の3点を提案した。
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① | 中医薬の医療設備に関する標準分野においては,政府関連部門,企業,大学等教育機関,科学研究機構,医療機関による連盟を創設して,これを企業が組織参画する国際標準化作業のルートとする。 |
② | 中医薬の設備分野に関する標準化について技術的サポートを行うプラットフォームを創設して,国際標準化作業の後続発展の原動力とする。 |
③ | 国内における標準体系確立のテンポを速めることで,国内作業と国際標準化作業を統一し,中医診療設備の業界発展を促し,優れた中医診療設備の世界展開を促進する。 |
中国中医薬報[2012.4.26]
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