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中華中医薬学会の5年計画が明らかに
4月14日,広東省佛山市において,中華中医薬学会の第5回常務理事会第4回会議が開催され,同学会の今後5年の計画が明らかになった。計画の内容は中医薬の学術的発展,人材育成,継続教育,科学的普及,文化の確立,国際交流,組織の確立など各方面に及び,学会活動を推進して,科学的発展・全面的な学会活動のレベルアップをはかるうえで重要な意味をもつ。同会議は,中華中医薬学会が主宰,広東祈福医院と広東省中医院が開催したもので,衛生部副部長・国家中医薬管理局局長・中華中医薬学会会長の王国強氏,中華中医薬学会副会長兼事務局長の李俊徳氏らが出席した。
このたび明らかになった重点計画は次のとおり。
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・ | 5年以内に,10~20の学術流派の代表医家研究室を創設して,各学術流派の思想を系統的に整理,発掘,総括して,学術流派の継承者を育成する。 |
・ | 「経典を読み,名医に就き,臨床に臨む」ことを主題とした読書活動を全面的に展開する。 |
・ | 5年以内に,学会の有するネットワークを拠り所に,広範にカバーした遠隔ネットワークを駆使した継続教育のプラットフォームを構築する。 |
・ | 5年以内に,「百名の中医科学普及専門家が講義する科学普及」活動を300回実施し,100名の中華中医薬科学普及専門家を世に送り出す。 |
・ | 国際的に重大な医療衛生事故や,中医薬に関する最前線の学術問題をめぐり,中医薬の国際的学術交流会を組織し,学術レベルで国際的影響力を高める。 |
・ | 学会の組織的優位性を十分に活用して,10カ所の中医病院と,10カ所の中医薬企業を選び,独力または協力して,技術支援を提供する方法を用いて,共同事業を展開し,企業の新しい組織の確立を促進する。 |
『中国中医薬報』[2012.4.16]
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