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中医薬国際標準の議案2項がISOで成立
8月24日に開催された「中医薬標準化戦略フォーラム」から得た情報によると,人参種子・種苗の国際標準および針灸針国際標準に関する議案が,国際標準化機構(ISO)において成立したという。これは,ISOではじめて成立した中医薬の国際標準である。
人参種子・種苗の国際標準議案は,中国の全国中薬材種子(種苗)標準化技術委員会組織が作成したもの。2011年6月24日,ISO/TC249のメンバー討論を経て成立し,中薬分野初の国際標準となった。標準が公布されれば,良好で安定した品質の中薬材の生産を保証する手助けになる。標準のドラフトはすでに完成しており,現在広く意見を求めている。
また針灸針は,初の針灸国際標準議案として7月8日に成立し,すでに策定段階に入っている。こちらは,中国の針灸国際標準化分野における受動的局面を転換させることになった。
『中国中医薬報』(2011年8月25日)
翻訳:平出由子
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