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『黄帝内経』『本草綱目』がユネスコの「世界記録遺産」に登録
このほど,『黄帝内経』と『本草綱目』の2冊の中医古典籍がユネスコの「世界記録遺産」(Memory of World)に登録された。5月23~26日,イギリス・マンチェスターにおいて開催されていたユネスコ世界記録遺産国際諮問委員会において投票の結果,決定した。
今回申告された『黄帝内経』は1339年(元・至元5年)胡氏古林書堂の刻本で,現存する最古の版本。現在は中国国家図書館に収蔵されている。『本草綱目』は1596年(明・万暦24)金陵(南京)の胡承竜による刻本で,『本草綱目』の初版本にあたる。両書は,成立年代,学術的価値,希少性,世界への影響力だけでなく,人類の健康維持に対しても多大な貢献を果たした。すべての伝統医学著作を代表する最も優れた典籍である。
(中国中医薬報[2011.6.2]より)
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