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オセアニア中医薬針灸学会連合会が創設
先ごろ,オーストラリア全国中医薬針灸学会連合会会長・世界中医薬学会連合会(略称:世界中連)オセアニア代表の林子強氏と,ニュージーランド中医薬針灸学会会長の徐志峰氏は,南太平洋の中医薬事業の発展に力を尽くすために,両国の中医団体が提唱して「オセアニア中医薬針灸学会連合会」を組織することに合意したと表明した。両国は両学会が双方の団体の会員資格を承認する契約を結んだ。
林子強,徐志峰両氏はそろって,オセアニア中医薬針灸学会連合会創設の目的を次のように述べた。オセアニア地域の各中医薬針灸学会間の連携と交流を強化することで,中医薬の学術レベルを向上させ,世界中連の国際標准を広めて,中医の立法措置を促進して,中医薬の国際的地位を高める。中医ならびに中国伝統文化の伝播を強化する。
オセアニア中医薬針灸学会連合会は,6月11日~12日にニュージーランドで設立大会を開催する。同時に中医薬の国際協力と交流を目的としたオセアニアフォーラムを挙行し,中医薬の国際地域協力のためのモデルを探り,世界中連の国際組織標準を利用することによって中医薬の国際化を推進する方法と手段を検討する。
その他にも,オーストラリア連邦政府は,7月1日より全国統一の中医(針灸含む)の法制化を進めて,登録プログラムを2012年7月1日までに完成させることを決定した。同時にニュージーランドも針灸の法制化を進める作業に着手し始めており,オーストラリアを模倣して,針灸法を中医針灸を含む中医法に改変し,それによってオーストラリアとニュージーランド両国の中医管理制度をリンクさせる。
(中国中医薬報[2011.2.18]より)
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