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中国衛生部、基本薬リストの半分に中医薬を導入
中国衛生部によると、中国では現在、農村などでも普及が可能な基本薬の指定登録作業を進めているが、このうち約半数の薬で中医薬が導入される見込みだ。
基本薬に指定されると、農村エリアだけでなく総合病院でも第一線の医薬品として活用される。また、医療保険が使える場合でも、自己負担率が下がるなどのメリットがある。
基本薬に登録される中医薬を増やすことで、中国政府が中医学へ力を入れていることを示し、さらに地域医療でも中医学が活用しやすくするための環境を整える。同時に、こうした中医薬を使える人材育成にも力を入れるという。
今回指定される基本薬は全体で300種類になる見込みで、日常疾患の80%はカバーできると言われている。詳細は2009年4月末にも公開される予定。(2009年4月記・『京華時報』藤田 康介)
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