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広東省でも「治未病」計画スタート
広東省衛生庁副庁長・広東省中医薬局局長の彭煒氏は広東省中医薬工作会議で、珠江デルタエリアの「治未病」計画を進め、中医学による予防保健サービスネットワークの建設を促進することを発表した。
2009年始めに中国国務院で批准された『珠江デルタエリア改革発展計画綱要(2008年~2020年)』でも、広東省で中医学の予防保健分野での特徴を活かし、末端医療機関での中医科の設立や、中医薬局の標準化・規範化を進め、予防保健サービスネットワークの構築を目指す。
広東省では、「治未病」プロジェクトを推進し、中医学に強い省の建設を目指しているが、今後、人材育成や医療機関の充実、市民へのPR活動が行われる見込みだ。さらに広東省ならではの地の利を活かして、香港・マカオとも協力できる「治未病」プラットホーム作りを目指すという。
広東省の「治未病」プロジェクトは、中国国家中医薬管理局からも指定された実験モデル省でもあり、2007年から「治未病」健康工程が行われており、今回も他省に先駆けて実行していくとしている。(2009年4月記・羊城晩報など 藤田 康介)
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