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第３回中医臨床技術普及促進項目
このたび中国国家中医薬管理局は「小児自閉症への靳三針治療」など25の中医臨床技術を「第３回中医臨床技術普及促進項目」として広く普及させることを決定した。これらの技術は国家中医薬管理局の専門家グループが選考したもので、すべて認可を受け各自治体・農村等で実際に広く普及・使用されている技術である。
25項目中、「小児自閉症への靳三針治療」「経穴埋線法による癲癇治療」「大腿骨頸部不安定性骨折の経皮穿針外固定治療法」「トラコーマへの冷凍療法」「胸腰椎圧迫性骨折への過伸展整復外固定術」「原発性月経困難症に対する推拿治療」の６項目は施術に特定の医療条件が必要となっている。
農村および自治体で使用されている技術は以下19項目。
・嬰幼児便秘症への推拿治療
・脳卒中失語症患者への頭皮反射区針治療
・鬱病への針治療
・原発性月経困難症の隔物灸治療
・踵骨関節内骨折への弾性固定治療
・小児脾虚下痢への益気通督推拿術
・自己血経穴注射および放血法による座瘡治療
・脳卒中後遺症による鬱病への電気針健脳安神法
・人迎・水突穴への推拿および脈冲電気刺激による慢性喉炎治療
・急性創傷性喉炎の針治療
・督脈への灸による強直性脊柱炎（腎陽虚証）治療
・変応性鼻炎への推拿治療
・雀啄法による慢性扁桃腺炎治療
・董氏指圧療法による嬰児吐乳治療
・推拿揉散法による初期急性乳腺炎治療
・青少年特発性脊柱側弯症の導引治療
・末梢性顔面神経麻痺の経筋針治療
・仮性球麻痺の通関利竅針刺法
・急性帯状疱疹の火針および吸玉療法
（中国中医薬報（2008年7月9日）より 潮崎 弘一）
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