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王文遠の平衡針療法,「国家973計画」に組み入れられる


 国家重点基礎研究発展計画(国家973計画)の中医理論基礎研究項目「平衡針療法による頸・肩・腰・腿痛の基礎研究」(2007CB512704)が,近日北京で正式にスタートする。
 平衡針の技術は,これまでに衛生部・国家中医薬管理局・解放軍総兵站衛生部に相次いで取り入れられ,優れた技術として全国の農村・地域・部隊に普及している。
 平衡針は,伝統的な経絡と経穴を基礎に,体表の「反応点」と呼ばれる部位を刺激し,他の部位の疾病を治療する方法である。
 平衡針の「反応点」の仮説を検討するため,国家973計画では,疫学調査・動物実験・臨床研究を行って,平衡針の客観的な法則を検討し,反応点仮説における平衡理論の更なる向上を目指す。本研究項目の終了後,平衡針療法は大学教材に記載される予定である。
 本研究項目は王文遠教授(北京軍区総医院)を課題責任者とし,北京中医薬大学・北京軍区総医院・中国中医科学院望京医院・北京天壇医院・北京大学第三医院・衛生部中日友好病院・広東中医院・山東省臨沂人民医院において研究が行われる。

*王文遠教授は現在,北京軍区総医院分院平衡針灸科主任・全軍平衡針灸治療培訓センター主任・中国促進科学技術会平衡医学研究会理事長・中国老年学会平衡針灸学委員会主任委員。
(出典:中国中医薬報・角南芳則)

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