|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
上海市、一部の複方紅豆杉膠嚢の販売を禁止に
8月31日に、上海市食品薬品監管局が、溶血性貧血の副作用の可能性があるとして、重慶賽諾生物薬業有限公司が製造した複方紅豆杉膠嚢の販売と使用を禁止にする通知を出した。また、上海市では引き続き実態の調査を進めている。
複方紅豆杉膠嚢は、抗ガン作用と免疫力を高める作用があり、主に末期ガン患者の治療に使われている。今回、販売・使用が禁止されたのは重慶賽諾生物薬業有限公司が製造したもので、製造番号が070501、070502、070601、070701のもの。
報道によれば、浙江大学医学院付属第二院で、これまでに9例の溶血性貧血の副作用の報告があり、いずれも重慶賽諾生物薬業有限公司が生産した製造番号070501の複方紅豆杉膠嚢が使われていた。重慶の食薬監局も、重慶賽諾生物薬業有限公司に対して製造と使用を禁止させている。現在副作用の原因が不明なため、調査中とのことだ。(2007年9月記 岸田 賢治)
ページトップへ戻る
|