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中華中医薬学会医古文分会の学術大会が開催される
2007年8月13日~15日にかけて、河南省鄭州で中華中医薬学会医古文分会の第16回学術大会が開催された。中国全国の医古文専門家が集まり、研究成果や教育の問題について討論が行われた。特に、最近注目を浴びている中医薬の学習段階での中医学経典の熟読や、中医学文化継承においても医古文の役割が期待されている。
中国の古代医学書の研究は、中国古代中国語の研究分野でも大きな意味を持っており、文法や修辞法、単語などの研究は、中医学の発展に欠かせない。北京中医薬大学の医古文の専門家銭超塵教授は、『傷寒論の源流は湯液経法』で報告し、上海中医薬大学図書館長の段逸山教授は『中医学抄本の研究の重要性と緊急性』について報告した。また、16人の代表がモデル講義を行い、医古文教育の問題点について討論を行った。中国各地の中医大学からは90人あまりの代表が出席し、論文集には50本あまりの論文が掲載された。(2007年9月記 岸田 賢治)
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