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吉林省で樹齢300年の野山参が発見される
2007年7月末に、吉林省白山市の長白山の西南斜面の雑木林で、樹齢300年の野山参が発見された。発見したグループ6人は、傷つけないように4日間かけて野山参を掘り出した。全長は145センチ、主須部分の長さは112センチもあり、重さは366グラムある。
人参の産地で有名な吉林省人参商会は、専門家を派遣して鑑定したところ、樹齢は300年に及ぶことが分かった。ほぼ完全な形で掘り出されており、非常に貴重な人参ということも分かった。
業界の規定で、この人参の評価価格や採取地点は秘密とされているが、世間では300万元(約4800万円)で吉林省の人参商人が買い取ったと言われている。さらに、香港や上海などからも買い取りたいという声が上がっているとか。
中医薬のなかでも、最高級の補剤とされている人参だが、樹齢が大きければ大きいほど、体積が大きければ大きいほどよいとされている。長白山は中国でも有数の野山参の産地で、名高いが、最近の乱獲でその数をすっかり減らしていて、100年以上の樹齢の人参でさえも最近は見つからない。(2007年8月 新華社 岸田 賢治)
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