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広東省、相変わらず中薬の輸出中国一位
広州の税関が明らかにしたところによると、2007年上半期の広東省の中薬関係の輸出額は6,748.4万米ドルに達し、2006年同時期と比較すると40.8%の増加となった。
この結果、中国全体における広東省産の中薬の輸出総額は26%となり、中国から輸出される中薬のうち四分の一以上が広東省産となる。今年上半期も全国1位をキープしたことになる。
2007年上半期のうち、中薬関係で輸出総額が多かったのは薬材で、最近では中成薬の輸出も増えているという。輸出先は、日本・香港などアジアエリアが中心。最近では、米国など欧米も増えている。また、私企業が生産した中薬が輸出の中心を担っている。
中成薬では、2007年上半期で広東省の外資企業による輸出が464万米ドルを占め、前年比61.4%増となった。これは、広東省の中成薬輸出総額の34.8%を占めており、外資系企業が相変わらず強いことが分かる。いずれにしろ、中薬に強い広東省を裏付ける結果になった。(2007年8月記 岸田賢治)
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