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香港で初めての中薬検定センターが設立される
生薬のへのニーズが高まる中、香港で香港浸会大学中医薬研究所有限公司が中心となって、2007年末までに香港中薬検定センターを開設する。
中医薬産業の発展にともなり、香港の業界でも品質が劣っている生薬や中成薬が流通し出しており、問題視されていた。また、中国大陸や香港でも食品に関する品質の問題が社会問題化しているため、市民の関心も高まっている。その一方で、香港にはまだ中医薬の品質を鑑定する組織が存在していなかった。
今回、香港浸会大学に設置された中薬検定センターでは、浸会大学中医薬研究所が中心となって生薬の鑑定・DNA検証、化学的分析なども行い、大学内の研究機関が測定する。さらに、センターでは中薬の品質を検査する手引きを作成し、認証マークを作るなどの計画も考えられている。(2007年5月記 新華社香港 山之内 淳)
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