|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
山東省臨沂で手足口病とみられる疾患が局所的に流行
上海のメディアが伝えたところによると、4月末より、山東省臨沂で、80名あまりの3歳以下の乳幼児が、手足や口腔に水疱性発疹が見られ、入院病棟がいっぱいになっている病院も出ている。
また臨沂市政府の発表によれば、今回の流行は手足口病とみられており、4月29日には死亡例も出ている。
これら患者の症状のほとんどは、発熱を伴って手足、口腔に水疱性発疹がみられるもので、当初は原因不明の伝染病として扱われたこともあった。
手足口病で死亡する例は少ないが、まれに脳炎などの合併症を起こして死亡する場合がある。中国各地でも夏を中心によく見られる疾患の一つで、ウイルス感染によるものだ。あただ、アジアエリアでは死亡例を伴う大規模な流行が見られることが少なくない。
ページトップへ戻る
|