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針灸標準化工作委員会が成立
中国針灸学会標準化工作委員会成立に向けての準備が着々と進んでいる。中国国家中医薬管理局の関係者や、中国標準化研究院、中国針灸学会などの専門家約50人があつまり、2006年12月に北京で会議が行われた。
この中で、中国針灸学会標準化工作委員会の第1回委員会顧問として、王雪苔、鄧良月、張縉・李鼎が選ばれ、主任委員に劉保延、副主任委員に黄竜祥・劉煒宏・東貴栄が選ばれた。
針灸が世界的に普及する中で、針灸の学術的グローバル化が進んできている。その中で、針灸学に関する標準化問題の必要性が取り上げられ続けている。
2006年では、11項目の針灸の標準が制定され、1項目が改定された。また、経穴位置の国際的規準に関しても、WHO西太平洋地区会議の審査を通過した。
11項目の針灸標準の中には、皮内針・皮膚針・頭針・耳針・三棱針・透穴刺法・穴位埋線・穴位貼敷・穴位注射・灸法が含まれている。また、修正された1項目は、針灸の技術操作規範と耳穴の名称と部位についての内容となっている。
中国国家中医薬管理局では、2006年度のこれら12項目の標準化に続いて、2007年度は10項目の針灸国際標準の制定を目指しており、中医学の標準化に力を入れたいとしている。
出典:中国中医薬報 2006年12月
担当:山之内 淳
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