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北京で今年初めての狂犬病による死者
北京市衛生局は2月2日に、北京市で今年初めての狂犬病による死亡者が発生したことを明らかにした。
亡くなった患者は、2007年初め、北京市大興区の農民で、溝にいた子犬を見つけて、家に持って帰った。そのとき、不注意にも中指と薬指を犬に噛まれ、出血した。
特に重視しなかったこの農民は、診療所でヨウドチンキで消毒してその他の治療は行わず、また狂犬病のワクチンも接種しなかった。
2007年1月30日、傷口に違和感を感じた患者は、31日に北京佑安医院で診察し、「狂犬病疑いあり」と診断された。31日午後、狂犬病特有の水、風を怖がる症状がみられ、よだれが出たり、呑込む動作が困難に、さらに夜も眠られなくなった。その後、2月2日6時に死亡した。
2006年度には、北京市であわせて12人が狂犬病で亡くなっている。また、これ以外に2006年度は14万人が犬に噛まれて病院で治療を受けた。
出典:新聞晨報 2007年2月3日
担当:岸田 賢治
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