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広州市でふえるはしか患者、春先に流行の可能性も 

 広州市衛生局によれば、近年はしか患者が増えており、2006年1月~11月まででも報告された症例数は3650例、2005年度と比較すると88%の増加で、過去20年間で最高となっている。

 1999年から広州市のはしか症例数が増加しており、特に2004年から急増、2006年には中国全国の省の中で広東省が最高となった。地区別には、流動人口が多い白雲区・天河区・海珠区・増城区・番禺区に集中しており、外来人口が患者数全体の76%を占めている。7歳未満の就学前の児童の感染者が中心で、症例数全体の69%となっている。発病のピークは4月~8月。

 広州市では、2007年春以降に大規模な流行となる可能性もあるとして、観測に力を入れている。

 はしかの予防にはワクチンが有効で、広州市では生後8ヶ月と14歳の子供たちを対象に無料のワクチン接種を呼びかけている。特に、外来人口の多い幼稚園・学校などでも臨時の予防接種摂取地点を設置して、予防接種の周知徹底に努めるとしている。(中医ドットコム) 

出典:新華社 2007年1月10日 
担当:岸田 賢治


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