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中国、がん患者死者の4人に一人は肺がん、内装と関係も
11月は「肺がん撲滅デー」など、肺がん予防の啓蒙をするイベントなどが中国各地で行われている。中国衛生部のデータによれば、中国では過去5年間で肺がん患者が約12万人増加し、その発病年齢も、5年毎で1歳若くなるなど、低年齢化が進んでいる。また、中国で癌で死亡する患者のうち、4人に一人は肺がんが原因で亡くなっており、事態は深刻だ。
中国でこのまま禁煙運動が行われず、大気汚染が進むと、肺がん患者は年間100万人に達するものとみられている。人口が多いだけに、世界一の肺がん大国になってしまう可能性もある。
中国衛生部の統計によれば、肺がんの原因として、環境汚染との関係が大きいとされているが、その中でもとくに深刻なのが、マンションなどの内装による室内の空気汚染。そのため、専門家はホルムアルデヒドの問題などの対策を急ぐように呼びかけている。
出典:新聞晩報 2006年11月22日
担当:岸田 賢治
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