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上海の若いホワイトカラー、脂肪肝・乳腺症・高脂血症が急増 

 日々激しい競争の中を勝ち抜かなければならない上海のホワイトカラー。体に無理が生じて、病気になる人が少なくない。とくに脂肪肝・乳腺症・高脂血症が3大脅威となっている。

 外私企業に勤める上海人28歳~38歳の38381人を検査したデータによると、脂肪肝の割合が12.7%、乳腺症が18.9%、高脂血症が10.8%となった。

 毎日残業や外での接待を続ける30歳の男性は、最近の健康診断で、すでに心臓の状況は60歳代と宣告されるなど深刻な人が多い。また、35歳のある男性は、接待による外食が毎日という生活。ビール腹が明らかで、検査をすると早期肝臓癌であることが分かったという。

 外私企業に勤める職員が健康診断をする上海市対外服務公司外来部では、今年からAFPの検査を行い、肝臓がんの検査にも力をいれた。その結果、3万人中15人の早期肝臓がんが発見された。

 上海市対外服務公司外来部によれば、健康診断でまったく健康だった人はたった23%に過ぎず、仕事仕事であけくれる上海人のホワイトカラーの健康状態が問題だと指摘している。とくに最近では、中年以上に多かった脂肪肝・高脂血症が、30代にも見られるようになり、低年齢化が著しくなってる。 

出典:新聞晩報 2006年11月2日 
担当:岸田賢治


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