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狂犬病による死者、中国の指定伝染病の中では相変わらずトップ
中国衛生部のデータによれば、狂犬病による死者が最近急増しており、市民に対しても犬に注意するように呼びかけている。
1996年に報告された狂犬病の症例は年間で159例しかなかった。しかし、2006年9月には1ヶ月で393例となり、2005年9月と比較しても36.93%の増加となっている。そのうち、9月の死者は318人。
一方で、1月から9月までの発病症例は2254例で、こちらも2005年の同期と比べると26.69%の増加。月単位でみると、狂犬病による死者が伝染病の中でもっとも多いことになる。死亡率に関してももっとも高く、SARSなども比較にならない。
狂犬病の潜伏期間は6日前後で、発病後の対処は非常に難しいため、日ごろから犬には噛まれないように十分に注意する必要がある。
出典:新華社 2006年10月22日
担当:岸田 賢治
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