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福州人、暑くなると「苦」ものを食べる習慣
記録的な暑さが続くでは、暑さをいかにしのぐかが急務となっている。福建省福州市も、中国の南に位置する地区で、連日暑さが37℃を超える毎日だ。
福州人の間では「寒天吃補。夏天吃苦」といわれている。すなわち、夏の暑い時期には「苦」ものをしっかりと食べようという習慣だ。たとえば、苦瓜、苦菜、苦筍などが市場の人気者となっているため、市場でも値上がり傾向。もちろん、このまま食べると苦いので、福州人は肉や砂糖と混ぜて炒めて苦味を軽くして食用している。
さらに、南方地方特有の涼茶の習慣も、夏の暑さを防ぐ秘訣。福州人の人たちは、苦丁茶や黄蓮心など苦寒の性質がある生薬をかってきて、自分たちの家で涼茶をつくる。
苦瓜は最近、糖尿病の治療に効果があるとして、中国でも人気のある食品のひとつだ。
出典:新民晩報 2005年7月14日
担当:山之内 淳
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