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中国大陸の健康食品の四分の一は偽物
今年に入って過去10ヶ月にわたって中国保健協会が全国範囲で健康食品に関する調査を行った。調査対象となったのは、全国300地区の2025の企業が生産する2951品目の健康食品で、そのうち767品目で偽物や劣悪品が見つかった。全体の四分の一に相当する。とくに内モンゴル、安徽省、河南省で生産されたものが多く、100品目を越えたほか、直轄地では北京製が68品目となっている。偽物を作る手口はさまざまで、まず多いのが効果が無いのに効果があるとうたったものや、健康食品なのに、西洋薬の成分が混じっていたりしているのも少なくない。
中国保健協会によると、一部生産企業は暴利をむさぼるために、モラルが欠けていたり、審査制度が不十分であることが大きな原因であるとしている。
出典:青年報 2005年5月15日
担当:岸田賢治
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