|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
北京地区で中医薬の専門家チームが結成される
[4月11日『中国中医薬報』] 国家中医薬管理局と北京市衛生局が共同して,北京地区の中医薬「SARS」予防・治療専門家チームを結成した。
チームは上位の中医薬研究員と著名な中医臨床専門家,及び臨床第一線級の医療従事者で構成されている。
トップは,王永炎氏(中国技師学士院士,博士課程指導教授)
メンバーは次の各氏,
孔 光一(北京中医薬大学温病学教授,博士課程指導教授)
晃 恩祥(中華中医薬学会肺系統専門委員会主任委員,中日友好医院博士課程指導教授)
姜 良鐸(北京中医薬大学附属東直門医院呼吸,熱病科主任医師,博士課程指導教授)
周 平安(北京中医薬大学附属東方医院難病研究室主任,博士課程指導教授
張 炳厚(北京市中医薬学会会長,北京中医医院博士課程指導教授
李 国勤(中国中西医学結合学会呼吸疾患専門委員会副主任,
中国中医研究院広安門医院呼吸器科主任,主任医師)
張 燕萍(中国中西医結合学会呼吸器疾患専門委員会委員,中国中医研究院西苑医院呼吸器科主任)
王 偉鋼(中日友好医院肺疾患科主任,主任医師)
北京で「SARS」患者が確認された後,衛生部副部長・国家中医薬管理局局長の_靖氏は,「SARS」治療における中医薬の役割を重視して,矢継ぎ早に中医関係者の会議を召集,中医薬の特徴と優勢を大いに発揮するよう指示した。北京市衛生局の金大鵬局長も,会議で中医薬の役割を強く強調した。
ここ数日,北京市中医管理局でも,中医関係の指導チームを結成し,連続的に討論会を召集してきた。真剣な討論のすえ,治療方案の候補を絞ったうえで,より規模の大きい専門家チームを組織し,中国最大の伝染病病院の佑安医院で直接患者への集団会診を行って,現場で方案の検討会を開いた。
[2003年4月15日]
訳者:北京中医薬大学日本人会 学術部
水野海騰(博士課程 鍼灸系)
高木俊秀(本科三年 鍼灸系)
ページトップへ戻る
|