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北京中医薬大学が 「SARS医療サービスおよび臨床研究センター」を設立
中医薬の特色と優勢を十分に発揮し,中西医結合療法を積極的にSARSに応用するために,北京中医薬大学は「中医薬によるSARS医療サービスおよび臨床研究センター」を設立した。
報道によると,同センターの主な任務は以下の通りである。・SARSに関する中医学的病機・病変の規律と弁証論治の法則を分析しまとめる。・総合的な治療処方案や症状に応じた薬の加減法などを提供し,北京地区での中西医結合によるSARS処方案を作成する。・SARSに有効な薬物を選択し,中西医結合による臨床研究を展開する。・SARS臨床における重要項目や難問に対し,多学科が共同で問題解決にあたり,中西医結合の治療水準を向上させる。・北京市内のSARS最前線病院に対して,無料相談と薬の用法指導サービスを提供する。・中国全国および世界に向け,SARS最前線病院の中医弁証論治について、遠隔相談サービスを無料で行う。・衛生部と北京市役所の政策部門に中・西医学を用いたSARS治療への参考意見を提供する。
(北京航空航天大学 電子情報工学部 辰巳 亮記)
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