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北京中医薬大学が「段力軍・SARS基金」を設立
北京中医薬大学はこのたび100万元を投資し,「段力軍・SARS基金」を設立した。この基金は,今回のSARS事件で患者から感染し犠牲となった医師――段力軍氏を悼み,SARS治療に関する臨床科学研究や病院の医療サービスに必要な経費を提供するために設けられた。
段力軍氏は同大学附属東直門医院救急診療科の主治医師であったが,SARS患者の治療の際に不幸にも感染し,若くして犠牲になった。この基金は,SARS に対する「臨床医療」「重点研究項目」「組織管理」の3つの分野ですぐれた業績をあげたものに,賞金として与えられることになっている。
(北京航空航天大学 電子情報工学部 辰巳 亮記)
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