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上海で鍼灸・推拿が地区医療に貢献へ、モデル地区を設定
鍼灸や推拿のほかに、火罐・刮痧などの上海市民でおなじみの伝統療法が、上海市衛生局の支持の元で、地区医療へ導入される。たとえば夏になれば、夏ばてなどで体をやられる人も多いが、刮痧療法は相変わらず人気がある。ここでいう地区医療とは、上海市市内にあるマンションなどの自治会単位で設置されているものだ。健康増進や病気予防が目的で、専門家などがカウンセリングやちょっとした治療を行ったりしている。そこでまず上海では19のモデル地区を設定し、中医学を使って高齢者の抱える慢性病や亜健康の患者に活用してもらおうというもの。今回モデル地区に指定されたのは閘北区の臨汾、大寧、共和新、宝山などで、中医社区医療サービスに携わる職員の数も増やした。上海市政府の衛生部門では、このモデル地区での成果をもとに、3年以内に全市に広めて行きたい考えだ。
出典:新聞晨報 2004年7月2日より抜粋
担当:藤田 康介
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