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冷え、エアコン病で中医鍼灸科に患者が続々、上海にて
上海ではまだ梅雨が明けていないが、それでも蒸し暑い日が続いている。そんななかで、市内の鍼灸科をもつ総合病院の患者の数が増えている。その原因はどうやらエアコンにあるようだ。
上海市中医医院の鍼灸科では、お昼の12時ごろでもまだ十数人の患者が順番待ちをしている。多くは男女問わず30歳前後のホワイトカラーが中心で、肩こりや腰痛、膝の不調を訴えている人たちだ。
上海ではまだ「弱冷」の考え方が浸透しておらず、まだまだ空調をガンガンに使うオフィスや家庭が少なくない。上海市中医医院の話では、6月、7月から鍼灸科を訪れる患者が増加しており、調査によると80%は空調と何らかの関係があるという。特に膝などが冷気の刺激をうけると、骨膜炎や関節炎の原因となるといわれている。年齢別には三分の一が18-30歳で、三分の二以上が45歳以上ということだ。
余談だが、冬になるとバイクや単車を乗る人たちを見ていると、膝に保温用の革で作られたサポーターをつけて乗っている人をよく見かける。日本ではあまり見かけないだけに、興味深い。
出典:新民晩報 2004年7月5日より抜粋
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