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中国の中医薬大学、臨床各論を充実へ新設科目教科書作成へ
中国の中医薬大学では、早くから医療系(注:中医学の医学部の相当する)において、中医内科、中医婦人科、中医小児科、中医外科など各専門に分かれて、臨床各論を教えてきているが、鍼灸関連の学科にもあらたに『中医鍼灸内科学』、『中医鍼灸婦人科学』、『中医鍼灸小児科学』の教科書が登場することになり、いま専門家によって執筆が進められている。これらの科目は、中医基礎理論、中医診断学、方剤学、中薬学、経穴・経絡学など基礎的な理論を一通り勉強したあとに学習する性質のもので、さらに内科、婦人科、小児科などで必要な弁証知識を加えたものとなり、臨床に密接な内容を習得するのが目的。7月の初旬に中国全国23の大学の62人の代表が、天津中医学院にあつまり、編集委員会が開催された。今回の会議には、中国工程院院士石学敏教授、天津中医学院院長の張伯礼教授、中国鍼灸学会副会長李維衡教授、安徽中医学院副医院長王健教授などが参加した。
現在、執筆作業が進行中で、今年10月には教科書の骨子が決まる見込みだ。これらの教科書は、「新世紀全国高等中医薬教材」のシリーズに新たに加わる。
出典:東洋学術出版社
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