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無資格医師による針治療、針が折れ救急で運ばれる・・上海
上海市の大型総合病院である瑞金病院に、市井の無資格の医師に針治療をしてもらい、その結果針が折れて救急科に運ばれてきた患者が発生した。
この患者は、56歳の男性で1ヶ月前に寝違えて友人に治療してもらった。ところが、頚部に刺した針がなぜか上手く抜けず、途中で針が折れてしまった。折れた針が、そのままになり筋肉の運動とともに、頚椎から延髄の方へ深く刺されてしまった。この友人は中医師としての資格を持っていなかった。
そこで、この患者は上海市内の病院を訪れて、治療を試みるが、部位が部位だけに多くの病院では治療を拒否、最終的に瑞金病院の神経外科が治療チームを作って、この患者の針を抜くことになった。手術当日はX線による透視の元で行われ、頚部に埋まっていた2センチほどの針を無事に摘出することに成功する。地元のメデイアでは針治療は有資格者の下で、正しく行うように呼びかけていた。
出典:新聞晩報 2004年9月1日
担当:山之内 淳
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