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米国で鍼灸治療法制化30周年
3月12日アメリカで第76回国医(中医)フェスティバルが開催された。700人あまりの中医学関係者が参加した。今年は、ちょうど米国で鍼灸治療が法制化されてちょうど30周年を迎える。そのため、連邦政府やカルフォニア州などからも政府関係者が出席した。
カリフォルニア州執照鍼灸医師公会会長の魏偉氏によれば、現在米国の鍼灸師は医療保険などを使って患者を診断できるにまでその活動範囲は広められているが、その一方で『米国の職業と環境医学学会の実践指南』においては、痛みなどに対して鍼灸の有効性を疑問視する見解も発表され、波紋を呼んでいる。
鍼灸医師公会会長の周澤氏によれば、カルフォルニア州は米国でも鍼灸学のレベルが高い地区の一つだ。しかし、他の州からレベルの低い鍼灸師がカルフォルニア州に流れ込み、さらに同州の資格試験のレベルを下げるように訴えている現状が紹介された。米国における中医学の法制度化をさらなるものにするために、中医学関係者が努力していくことを確認した。
3月12日から3月27日まで、サンフランシスコでは、中医師たちが街頭にでて、ボランテイアで患者の健康相談などにあたった。
出典:中新ネット
担当:岸田憲治
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