|
▼中国最新情報
« 中国最新情報 トップに戻る
鍼灸を使った大動脈炎の治療-天津で
天津中医学院第一付属医院院長韓景献教授が中心となって行った大動脈炎(弓分岐閉塞型)患者の血管の働きと構造のメカニズムの研究において、鍼灸治療に一定の効果があることがわかった。
患者に対して鍼灸治療を行ったところ、毛細血管を拡張し、動脈の痙攣を抑え、虚血部分の血流を改善することがわかった。
天津中医学院第一付属医院では、この分野の研究を長期にわたって行ってきた石学敏院士の協力の下、系統的な臨床研究を行い、大動脈炎(弓分岐閉塞型)では「温陽益気・通経復脈」法による治療原則による効果が確認できたとしている。この分野の基礎研究では、すでに2000年に天津市科学技術進歩成果2等奨を獲得している。
出典:中国中医薬報 2005年4月6日
担当:岸田賢治
ページトップへ戻る
|