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河南省のエイズ患者、2.5万人に
エイズ問題が深刻化しているなかで、河南省でHIV感染者に関しての詳しい調査が9月に行われた。これによるとHIV感染者の数は25036例で、そのうち既に何らかの症状が出ている患者数は11815人となっている。その結果河南省の人口によるエイズ患者数の割合は3.5人/10000人となった。この数字は河南省衛生廳の馬建中廳長が9月10日に発表した数字。前述の25036例のうち、農村部には24339例、また発病者の98%以上にあたる24339例が農村部だ。
河南省のエイズ問題は、90年代中期のある企業が血液製剤を作るために血漿採取を行ったのがはじまりだといわれている。これら企業は、非合法な方法で血漿を採取し、そのため採取が行われた地区に集中的にエイズ患者が発生している。今回の調査は、河南省で過去に有償献血をしたことがある280476人を対象に、ほぼ100%の割合で調査ができたとしている。 2004年9月10日
出典:新華社鄭州
担当:岸田 憲次
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