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中国で増え続ける肺がん患者
中国で肺がんの患者が急増している。9月25日に南京で開催された2004年第1回中国肺がん南北シンポジュウムにて、中国衛生部の全国腫瘍予防治療研究室の資料として、2000年から2005年の間に、肺がん患者が12万人増加たことを発表した。そのなかで、男性では2000年の26万人から2005年の33万人に、女性では12万人から17万人の増加している。
中国では人口の高齢化と同時に、農村の工業化が著しく、環境汚染や自然破壊の問題が深刻化している。さらに喫煙人口が増加し続けており、すでに3.2億人に達している。深刻なのは、未成年と女性の間に喫煙の習慣が広まっている点だ。
また、肺がんが発見されても、80%以上がすでに末期患者で、死亡率が下がらないことも大きな問題となっている。
出典:新華社南京 2004年9月25日
担当:岸田 憲次
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