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福建省でデング熱、現在死亡者はなし
福建省衛生廳では、この秋以来、福建省の一部地区でデング熱患者が続けて発見されていると発表した。10月13日現在、症例数は30例、そのうち、外部から持ち込まれたとみられる患者は4例。
今回の福建省のデング熱は、9月9日に海外から帰国した旅行者が第1例目で、さらに9月16日には福建省で感染患者が見つかった。今まで見つかった30例の患者のうち、4例が海外から、20例が福州台江地区などからとなっている。すでに16人が退院しているが、デング熱の疑いがある患者がまだ18例いる。今のところ死亡者は出ていない。
デング熱は蚊によって伝播し、潜伏期間は5-8日間、熱帯地区に多く見られる。重篤になると死亡する場合もある。そのため、福建省では蚊の駆除などを十分に行うように呼びかけている。
出典:東方早報 2004年10月16日
担当:岸田憲次
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