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上海の復旦大学附属中山医院、心臓移植の成功例100例を突破
最近では中国国内だけでなく、世界的にも心臓外科の分野では有名になってきている上海の復旦大学附属中山医院(元上海医科大学附属中山医院)では1月17日に移植手術数の成功例が101例を突破したことを発表した。この病院では、2000年から現在に至るまで、12歳から77歳までのあわせて101例の心臓移植手術に成功しており、その成功率は98%に達する。また手術後1年の生存率も91%に達している。術後の患者の回復も良好で、早いものでは3日以内にベッドから起き上がれるようになっているという。この101例のなかには、中国で初めての心臓癌患者の心臓移植手術も含まれている。
現在、中国全国で行われた心臓移植手術は200例足らずで、その大部分が中山医院でおこなわれていることになり、心臓の分野では中国での権威の病院の一つ。すでにこの病院では、自身のスタッフだけで心臓・肝臓・肺・腎臓などの移植手術に成功した数少ない病院でもある。
出典:新聞晨報 2004年1月18日
担当:山之内 淳
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