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上海でインターネットでカルテを検索できるシステム導入へ
4月1日より『電子簽名(署名)法』が施行されるにあたり、今年中にも上海で電子署名を利用した電子カルテが登場する。現在『上海市電子カルテ管理条例草案』が審議されており、まもなく登場する見込み。
2004年より上海市内の一部の病院ですでに本格的に電子カルテの使用が始まっている。この電子カルテシステムを利用すれば、患者はカルテを持参する必要がなく、医師は直接インターネットを通じで患者のカルテを検索することができる。さらに電子署名を利用することによって、カルテの捏造を防ぐことができる。上海市信息委員会では電子カルテを普及させてカルテのデーターベースを構築する計画で、患者に対する無駄な検査などを減らすことができるほか、医療事故においても証明しやすくなる。
『電子簽名(署名)法』の制定により、電子簽名(署名)の具体的な方法と合法性が示され、今後さまざまな分野で応用が見込まれる。市民はCD認証センターにてインターネットにおける身分証を申請する。
出典:青年報 2005年3月11日
担当:岸田 賢治
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